フェライトコア比較 |
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2018年1月25日記載 ■はじめに DG7YBNタイプのλ/4ラインに取り付けるフェライトコアを変更した場合のアンテナ特性の変化を、アンテナのリターンロスで実測データで比較します。 ■測定 アンテナ 自作GTV70-17m リターンロス測定 アンテナアナライザー(AA-600) 比較用フェライトコア 1.E04SR200935A(星和電機) 2.LF-102B(秋月電子で購入) 構成 AA-600 → 1mの同軸ケーブル → GTV70-17m AA-600で得られたインピーダンス(R、X)をパソコンに取り込みリターンロス(RL)を計算。 ■フェライトコアのスペック比較 1.E04SR200935A(星和電機) 1ターンのグラフで430MHzのインピーダンスは、約350Ωです。 2.LF-102B(秋月電子で購入) 430MHzでのインピーダンスの記載はありませんが、25MHzで144Ω、100MHzで240Ωです。E04SR200935Aでは25MHzで約120Ω、100MHzで170Ωですから、LB-102Bの方が高周波でのインピーダンスが高いと思われます。 ■結果 2つのフェライトコアのリターンロス特性をグラフにします。 LF-102Bのほうがリターンロスの値が小さく、また共振周波数も低いほうにシフトしています。しかしその差はわずかなのでどちらを使用してもアンテナの性能に違いは見られないでしょう。 |
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