430MHz/DG7YBN/YBN70-5m Part 3 |
|
2016年1月31日記載 経緯 430MHz/DG7YBN/YBN70-5m 430MHz/DG7YBN/YBN70-5m Part 2 ■はじめに 「430MHz/DG7YBN/YBN70-5m Part 2」では、VSWR特性について、シミュレーション結果に対して実測値のほうが全体的に高めにであるという結果でした。そこで、共振周波数での低VSWR化を行うことにします。 ■変更点 ・ラジエータのダイポール部の形状 【変更前】 直径3mmのCu製の丸棒 【変更後】 厚さ2mm、幅10mmのアルミ製の平板 ・ラジエータ以外の全長を、1mm短縮。 ■設計データ 【シミュレーションモデルの定義ファイル】 ラジエータのダイポール部の形状の変更にあわせて、ラジエータの長さと太さを変更します。 【指向性パターンの周波数特性】 【VSWRの周波数特性】 ■製作 今回は樹脂製のL型アングルにダイポールを取り付けました。構造的には非常にシンプルです。 エレメントの切り出し寸法 DE シミュレーションの片側長+4mm DE以外 シミュレーションの全長-2mm ■測定 いつもの公園で測定しました。 【VSWR】 共振周波数は、432MHzでした。 【リターンロス】 431MHzから433MHzの範囲で、-30dB以下となりました。 【VSWR シミュレーション vs 実測】 シミュレーションに対して実測のほうが周波数に対する変化が緩やかです。 ■まとめ ダイポール部の形状を変更することで、共振周波数でのリターンロスが-30dB以下になりました。 ただしシミュレーション結果に対してVSWR特性の傾向が異なっています。実測ではQが低くなっているように見えます。 |
|
TOPに戻る |