430MHz/DG7YBN/GTV70-7n Part 4 |
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2016年1月23日記載 経緯 430MHz/DG7YBN/GTV70-7n 430MHz/DG7YBN/GTV70-7n Part 2 430MHz/DG7YBN/GTV70-7n Part 3 ■はじめに 先日製作した「430MHz/DG7YBN/GTV70-7n Part 3」に対して、共振周波数でのリターンロスを-30dB以下にすることを目標に、ラジエータを構成するダイポール部の形状を変更します。 ■変更点 ラジエータのダイポール部の形状 【変更前】 直径3mmのCu製の丸棒 【変更後】 厚さ2mm、幅10mmのアルミ製の平板 ■設計データ 【シミュレーションモデルの定義ファイル】 変更内容に従ってシミュレーションデータを定義します。 なお、幅10mmの平板は、半径5mmの丸棒としました。 【指向性パターンの周波数特性】 【VSWRの周波数特性】 ■製作 DG7YBN局のオリジナルの 'Blade Dipole' とは、加工の容易性を考えて平板の平面の向きを変えています。 エレメントの寸法 DE 厚さ2mm、幅10mmのALの平板。長さはシミュレーション定義のエレメントの片側長-1.5mm。 DE以外 直径3mmのALの丸棒。長さはシミュレーション定義のエレメントの全長-2mm。 ■測定 いつもの公園で測定しました。 【VSWR】 【リターンロス】 共振周波数は431MHz。リターンロスは、430MHzから431.5MHzの範囲で、-30dB以下です。 2016年1月26日記載 【VSWR シミュレーション vs 実測】 ■結果 共振周波数におけるリターンロスを-30dB以下にすることができました。 共振周波数におけるリターンロスを小さくするためには、ラジエータを太くすることが有効です。 |
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