横岳(北横岳)

◆データ
横岳(北横岳)/長野県茅野市・南佐久郡佐久穂町 2480m
◆登山日
2025年8月20日 晴れ
◆アプローチ
北八ヶ岳ロープウエー山麓駅=山頂駅 ※往路のみ利用
◆歩行ルート
山頂駅(11:34)-分岐を北横岳方面へ(11:48)-北横岳ヒュッテ(12:32)-北横岳南峰(12:48)-北横岳北峰(12:51〜13:33)-北横岳南峰(13:37)-北横岳ヒュッテ(13:53)-分岐戻り(14:25)-坪庭散策-山麓駅方面へ(14:55)-山麓駅(16:08)
◆メンバー

甲府盆地ではお盆を過ぎても夏本番の暑さが続いている。今回は避暑と展望を目的に、妹と一緒に北横岳へ登ることにした。

北八ヶ岳ロープウエー山麓駅。平日ということもあり駐車スペースには余裕がある。バルコニーに並べられた真っ赤なゼラニウムがきれいだ。家のゼラニウムは暑さで夏バテ気味だが、ここでは生育適温なのだろう。


ロープウエーの利用は往路のみとし、復路ではロープウエー下の登山道を歩いて下る計画。料金は片道で1400円。約500mの標高差を歩いて登ることを考えれば高くはないか。


ロープウエー山頂駅から坪庭へ。妹がここに来るのは、2005年5月の残雪期に子供たちと縞枯山に登ったとき以来。当時の記憶はあいまいらしいが、木彫りのアカゲラには見覚えがあるとのこと。


20年前に4人で登った縞枯山。雪遊びをしながら登ったことがつい最近のことのようだ。


ヤツタカネアザミ。触らずとも見るからに痛そうなアザミ。北八ヶ岳エリアでよく見られる。


キンロバイ。高山の岩場に見られる。花が黄色で遠くからでも目立つ。


坪庭の周回路を外れて、北横岳方面へ。


登山道脇にイワカガミが一輪だけ咲き残っていた。


岩が多いので足元に気を付けながら登る。


コウガイビル。頭が扇状で全体はミミズやヒルに似ているがその仲間ではなく、扁形動物門の仲間でプラナリアに近いらしい。


ゴゼンタチバナの実が色づき始めていた。


北横岳ヒュッテに到着。特に疲れている様子もないので休憩せずに進む。


樹林帯を抜けると山頂は目前。


北横岳南峰。最後の階段ではさすがに足に来たようだが大展望に疲れが吹っ飛んだようだ。


北横岳北峰。遮るものがないので日差しが強烈。期待していた風は涼しいが弱いので避暑にならない。まあ、展望がよいので我慢しよう。時間は13時前、おなかがペコペコなので早速昼食にした。


他の登山者が下山し、だれもいなくなったタイミングで同行のスンスンを取り出す。


蓼科山とスンスン。いーねー。


スンスンに気を取られて、自分の記念撮影を忘れてたらしい。


南峰に戻って、八ヶ岳と一緒に。「高いねー」


下山途中でも。アキノキリンソウと一緒に。


足元が悪いので、尻もちをつかないように。


標高を下げるにつれて、気温が高くなることを実感。


どこにいるのか、わかるかな。


坪庭の周回路まで戻ってきた。


「すごいねー」


山頂駅が見える。


ここでは8月下旬になってもハクサンフウロが咲いていた。


坪庭を一周したら山麓駅へ向けて下山開始。


下り始めはササが多い。ササに隠れた石につまずかないように。


先は長いな。


途中休憩。ロープウエーの乗客に手を振ったら、向こうからも振ってくれた。ここからは妹に先頭を譲りったが、途中からついていくことができず、離される一方だった。


山麓駅の駐車場に到着。最近、ゆるい登山ばかりだったので、久しぶりの長い下りに疲れてしまった。下山後、ザックを車に置いて、早速ソフトクリーム売り場に向かった。当然のようにコケモモを選択、程よい酸味が疲れた体に染みわたった。


原村でリンゴや地元野菜を買って、猛暑の甲府盆地へ帰宅した。翌日、妹からは筋肉痛になったと報告があった。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用


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