男女倉山

◆データ
男女倉山/長野県諏訪市・小県郡長和町 1776m
◆登山日
2024年10月22日 晴れ
◆アプローチ
八島湿原駐車場
◆歩行ルート
駐車場(12:37)-八島園地(12:40)-湿原の木道-奥霧小屋(13:05)-男女倉山方面分岐(13:08)-男女倉山(13:25〜13:47)-分岐(14:01)-奥霧小屋(14:05)-湿原の木道-八島園地(14:32)-駐車場(14:34)
◆メンバー
単独

朝から秋晴れが期待できそうな天気。展望を期待して霧ヶ峰エリア出かけることにした。

八島湿原駐車場。花のシーズンでもないし、平日なので駐車場はガラガラだろうと思ったが思ったよりも車が多く、8割ほどが埋まっていた。車から出ると風もなく穏やかで寒さは感じない。12時を回っているので駐車場で昼食を食べてから出発。


八島園地。駐車場の車の台数に対して観光客の姿は少ない。空には秋らしい高い雲が薄くかかる程度。今日は湿原を一周して戻る予定だったが、遠望が期待できそうなので、男女倉山まで行くことにした。


八島園地から木道へ。マユミやツルウメモドキの実が色づき始めていた。甲府盆地では平年より気温が高い日が続いているので、身近に秋の気配を感じることはなかったが、さすがに霧ヶ峰の標高では十分感じる。


夏に花をつけていた植物は、すでに枯葉に変化している。


秋の高原は花が見られなくても歩いているだけで十分気持ちがいい。でもススキの穂が揺れるの目にすると、ちょっと寂しい気持ちなる。


木々の葉の色づきは今一つ。今年は残暑が長かったから、紅葉が遅れているのかもしれない。


ミズナラの色づきはこんな感じ。まだ緑色が残っている。


奥霧小屋。ここでは木陰で数人がお弁当を食べていた。


シカ柵ゲートの先の分岐を男女倉山方面へ。


こちらを歩くのは久しぶり。目の前に見える高みが男女倉山。


分岐から15分余りで男女倉山に到着。やや遠くが霞んでいるようだが、どこまで見えるかな。


中央アルプスと御嶽山方面。中央アルプスは稜線まで良く見えるが、御嶽山には雲がかかっている。


乗鞍岳の稜線は見える。


北アルプスの稜線も見える。


妙高山、火打山は見えるかな。


見えますね。


浅間山あたりまでは良く見えるが、日光白根山や男体山まではさすがに見えない。


蓼科山方面。手前の山彦ノ北ノ耳と山彦ノ南ノ耳を結ぶ稜線の向こうには、蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山が見える。


車山はもちろん見える。


南アルプス方面。ズームしなくても甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳が見える。


愛知県から来たハイカーとしばらく立ち話をしてから下山開始。


湿原を周回せずに、来た道を戻る。


湿原の草、ヤマドリゼンマイ、ササがきれいに色分けされている。


木道の改修作業地点。往路通過時には古い木材の取り外しの作業中だったが、復路通過時には作業が終了していた。湿原の面積が広いので、木道の保全には多くのお金がかかるだろう。


時間があるので、遠回りをして自然観察をしながら園地へ戻ることにした。


キク科なんだけど、たぶんゴマナ。


これはシシウドでしょう。


個性的な姿はハバヤマボクチ。


この時期、花なんかないと思っていたら、エゾリンドウが咲いていた。


八島園地に戻ってきた。相変わらず観光客の姿は少ない。


駐車場戻り。出発時よりも車の台数は減っていた。時間は14時半を回ったところ。日が長い時期ならば、もう少しゆっくりしてもよいのだが、日が暮れるのが早いのでこれくらいにしておこう。


いつものように原村でシナノスイートと地元野菜を買って甲府盆地へ戻った。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用

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