女神湖から大門峠

◆データ
女神湖/長野県北佐久郡立科町
大門峠/長野県茅野市・北佐久郡立科町・小県郡長和町
◆登山日
2024年9月5日 晴れ
◆アプローチ
国道152号=大門峠=県道40号=女神湖畔=女神湖サッカーグラウンド駐車場
◆歩行ルート
駐車地点(10:45)-女神湖高原学園手前のトレイル入口(10:47)-林道入口(10:54)-林道を離れる(11:06)-用水路(11:20)-沢を渡る(11:35)-本沢(11:50)-一旦林道へ出たら橋を渡り再びトレイルへ(11:53)-三等三角点(12:21〜12:42)-大門峠(12:57〜13:00)-県道で女神湖へ-駐車地点(14:52)
◆メンバー
単独

今回歩くのは中央分水嶺トレイルの「女神湖から大門峠」までの区間。8月1日に歩いた時には、正規のトレイル入り口を見つけられなかったことと、途中でルートミスをしてしまったことで、忠実に辿ることができなかった。その時のもやもやした気持ちを晴らすために、再び挑むことにした。

女神湖高原学園手前のトレイル入口。ここは前回、周回を終えた後に、トレイル入り口を見つけるために車で周辺を探し回って見つけた場所。車はその手前の女神湖サッカーグラウンドの駐車場に入れた。


ここから入山。案内板の先はササ藪に覆われているが、道はあるようだ。


しばらくは腰丈ほどのササ藪が続く。ササについた正体不明の白い粉で、紺色のズボンが白く汚れてしまった。


林道入口。「やっぱりここで合流したか」、という感じ。ここからしばらくは前回と同じ道を進む。


ここで林道を離れる。林道を道なりに進んでしまいそうな場所だが、一度歩いているので間違うことはない。


前回はトリカブトの花が見られなかったが、今回はたくさん咲いていた。今年は例年になく残暑が厳しいが、このあたりでは涼しさを感じる。


用水路。前回にルートミスをしたのはこのあたりだと思う。ここから水路に沿って慎重に進む。


用水路沿いを10メートル余り進んだところに右へ下る道があった。案内板もあるしここで間違いなさそう。前回この案内板を見つけられなかったのは、進行方向から見え難い側に立っていたからだろう。近年、道迷いによる遭難が増えているという。案内板の取り付け位置や高さを工夫するだけで、うっかりミスを防ぐことができると思う。


しばらくは境界標を追って下る。


流れの少ない沢を向こう岸へ渡る。


さらに境界標を追って進む。ササが覆う場所もあるが、足元の道がはっきりしているので問題なし。


広く平坦な林床では、水が溜まってぬかるんでいた。親切?にも正方形の木の足場が置かれていたが、体重をかけると傾いてバランスを崩しそうになった。


本沢に到着。釣り人がいたが、どこを歩いてきたのだろうか。


すぐに林道と合流。なるほど、先ほどの釣り人は、この林道上に車を置いたのかもしれない。


林道の橋を渡って再びトレイルへ。


本沢までの下りから一変、登りが続く。


斜度がきついのでトラロープがあるのもうなずける。この先に三角点があるはず。


三等三角点に到着。誰もいない。まあ、平日に展望もない場所に来る人なんかいるわけないよね。


大小のアリが多く、油断すると体に上ってくるので、立ったまま昼食。


昼食後、大門峠へ下る。


モミだろうか、東側の斜面にはきれいな針葉樹の植林帯が広がっていた。


ミヤマウズラ。周囲には数株あった。


樹林帯を抜けると、見慣れた景色が広がっていた。


大門峠に到着。これで、もやもやした気持ちが晴れた。


大門峠を越えて車山側への道は、背丈のススキで覆われている。楽に進めそうにないので、今日はここまで。


前回同様、県道を歩いて戻ることにする。


県道の途中にあった記念樹の森の説明板。三角点から下山時に東斜面に広がっていたきれいな針葉樹の植林帯はこれだったのか。


前回よりも気温が低めなので、疲労度が少ない気がする。


女神湖はもうすぐ。


遮るものがない湖畔は日差しが強烈。秋が待ち遠しい。


湖畔から蓼科山。そういえば今年は蓼科山に登っていないな。


駐車地点のサッカーグラウンドに到着。とりあえず、前回のやり残した宿題がクリアになったのでよかったよかった。


いつものように原村でリンゴ(サンつがる)などの長野県の食材を買って、残暑厳しい甲府盆地へ戻った。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用 GPS取得の標高を地図の標高に置き換えました。

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