ビオラを自家採種で育てる
【2023年10月14日】 春に自家採種したビオラを種から育ててみることにしました。果たして発芽するでしょうか。 種は主にビオラですが、少しだけパンジーが混じっています。種を日光で乾燥させたあと紙封筒に入れ、押入れの中で保存しておきました。 種まきにはピートバンを使用しました。給水させたピートバンに浅い窪みを作り、その中に5個くらいの種をまとめて入れました。覆土はしていません。種が乾燥しないように水やりを欠かさず室内で管理することにしました。 【2023年10月26日】 種まきから12日目。思っていた以上の発芽率です。種まきの時点では発芽するか半信半疑だったので驚きです。これだから種まきは面白いのです。今後の成長が楽しみになりました。 【2023年11月3日】 種まきから20日目。発芽率は上がっていないようですが、子葉は大きくなりました。 本葉が出てきました。本葉が2枚以上になったらポットに植え替えるつもりですが、徒長気味なので早まるかもしれません。 【2023年11月5日】 種まきから22日目。11月だというのに季節外れの暖かさが続いています。あと数日は気温が高い日が続く予報なので、気温が低くなる前にポリポットへ植え替えることにしました。 ピートバンを崩す前の様子です。 本葉が出ている苗を選んで2.5号ポットに植え替えました。用土にはダークピート60%配合のポット育苗培土を使用しました。 とりあえずこれだけ作りました。 【2023年11月16日】 種まきから33日目。成長はゆっくりです。 【2023年11月29日】 種まきから46日目。 【2023年12月23日】 種まきから70日目。 【2024年1月14日】 種まきから92日目。ネモフィラを定植したついでに、こちらも定植してみることにしました。一緒に育てている「虹色スミレ」と「ビオラ ピエナ」を定植する前の、お試し定植です。 ポットから取り出してみるとこの通り、根が回って真っ白です。 根鉢は崩さず、元肥も入れていません。株間隔は20〜25cmにしました。花が咲いていないので、色はもちろんパンジーなのかビオラなのかも不明なので、咲いてからのお楽しみということにします。この親株のパンジーやビオラは、昨冬に防寒対策なしでも枯れなかったので、とりあえず防寒対策はしないで様子を見たいと思います。 【2024年2月11日】 花壇に定植した株の様子です。霜柱で土が持ち上がったり雪が積もったりしましたが、問題なさそうです。これから暖かくなる予報なので、成長が楽しみです。 一方こちらは軒下に設置して、夜はビニールをかけて管理しているポット苗です。半数以上の苗ですでに開花しています。管理の違いによって成長に差が出ますね。 【2024年2月14日】 残りのポット苗を花壇に定植しました。今回は元肥としてマグアンプKを入れました。 【2024年3月1日】 1月14日に定植した株です。やっと開花が始まりました。 こちらは2月14日に定植した株です。こちらも定植時から花数が増えています。 【2024年4月29日】 1月14日に定植した株です。株によって花数にバラツキはありますが、次々と花を咲かせています。 こちらは2月14日に定植した株です。1株だけ枯れてしまいましたが、こちらのほうが全体的に花数が多いです。 【2024年6月13日】 少しでも長持ちするようにと、花柄を摘んだり乾いたら水を与えたりしてきましたが、さすがに限界のようです。夏の花の苗が控えているので、処分することにしました。 こちらも同時に処分しました。 品種が不明な自家採種のタネで、この時期まで花を楽しむことが出来たので良しとします。 |