ガーデンシクラメンを自家採種で育てる
7月15日に採種したガーデンシクラメンの種を蒔いてみることにしました。はたして発芽するのでしょうか。 【2023年10月12日】 まずは種を取り出すところから始めます。種は茶色い殻の中にたくさん入っているようです。 ![]() 殻を割ってみると、中から種がこぼれるように出てきました。 ![]() 大きめの種を選んで蒔くことにしました。 ![]() 【2023年10月13日】 セルトレーに種まき培土を入れ、土を十分に湿らせてから中央に10mmほどの深さの穴をあけ、1セル当たり1〜2粒を蒔きました。最後に覆土して軽く水をかけ、明るい日陰に置きました。 ![]() 【2023年11月29日】 種まきから47日目。発芽しました。今秋に蒔いた種の中でもっとも遅い登場です。 ![]() 【2024年1月23日】 種まきから102日目。寒くなってからはトレーごと発泡スチロール箱に入れ、昼は上蓋を開け、夜は閉じています。葉の大きさに変化が見られません。この調子では、花が咲くのはだいぶ先になりそうです。 ![]() 【2024年3月23日】 やっと複数の葉が展開を始めました。これから暖かくなるので成長速度が早くなるかな。 ![]() 【2024年4月18日】 セルトレーに植えておいてもなかなか大きくならないので、ポット上げすることにしました。 ![]() 苗を取り出してみると、白い球根が出来ていました。 ![]() 全部で8本の苗がありましたが、葉が元気な6本を山野草のブレンド(赤玉土、鹿沼土、桐生砂)の土に植え替えました。山野草のブレンドにした理由は、これから高温多湿の時期になるので水はけを重視したほうがよいと考えたからです。木陰に置いて、土が乾いたら水をやり、たまに液肥を与えればよいでしょう。 ![]() 【2024年6月30日】 葉が大きくなり、枚数も増えています。暑さはこれからが本番ですが、枯れずに成長しているようです。 ![]() ポット上げした時には白かった球根も、茶色に変化しました。 ![]() 【2024年10月16日】 日中の気温が下がってきたので、木陰から日なたに移動させました。小さかった2株は夏の間に枯れてしまいました。残りの4株は近いうちに一回り大きなポットに植え替える予定です。 ![]() 【2024年12月6日】 枯れずに残っていた4株のうち1株は、やがて球根が割れ葉が落ちて枯れてしまいました。水やりの時に上から水をかけていたので、球根が傷んでしまったのかもしれません。現在、残りの3株は軒下に移動させて乾かし気味に管理しています。 ![]() 【2024年12月10日】 一回り大きなプラポットに植え替えました。用土は草花用培養土に赤玉土と鹿沼土をブレンドしたものにしました。 ![]() 【2025年3月19日】 枯れることなく、無事に冬を越すことができたようです。冬の間、昼は明るい軒下、夜は室内で管理していました。春からの成長に期待します。 ![]() 【2025年3月24日】 つぼみを見つけました。株が小さく葉の数も少ないので、「今年も花は咲かないのかな」と思っていたところでした。白っぽく見えますが、何色かは咲いてからのお楽しみです。 ![]() |