乙女高原 |
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◆データ 乙女高原/山梨県山梨市 ◆登山日 2023年8月6日 晴れ ◆アプローチ ◆歩行ルート ◆メンバー 単独 |
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二年ぶりに夏の乙女高原へ。夏の案内人活動の最終日なので、顔見知りの人が当番で来ているに違いない。挨拶を兼ねて訪問することにしました。 10時前にロッジ横の駐車場に到着しました。なんと、日曜日なのに誰もいません。 ロッジ前の気温は21℃くらい。甲府盆地の気温と比べると、まさに天国と地獄。 ロッジ前から見た乙女高原の様子。草原内には遠くからでもたくさんの花があることがわかります。天気は午後から崩れる予報なので、早速シカ柵内へ。 シカ柵内に入るとすぐに多くの花が迎えてくれました。トラマルハナバチに挨拶しようと、顔を近づけてみたものの、ノハラアザミにご執心で知らんぷりされてしまいました。シカ柵ゲート付近で花を観察をしていると、ロッジのほうから呼ぶ声が聞こえたので振り向くと世話人の芳賀さんでした。芳賀さんは、今日の案内の当番とのことです。 森のコースから展望台へ向かいます。花をいちいち写真に納めていたら、いつになっても展望台にたどり着きません。それほど多くの種類の花が咲いています。 オオバギボウシは、草原内で特に増えたと感じる植物の一つです。 日当たりの良い場所だけでなく、林の中にもたくさんの花が咲いています。写真で切り取った中だけでも、ヨツバヒヨドリ、マルバダケブキ、フシグロセンノウが見えます。 キバナノヤマオダマキは結実を始めていました。花は下向きですが袋果は上向きです。鞘に入った種を遠くまで飛散させるには上を向いていたほうが都合が良いのでしょう。 展望台はもうすぐです。。 イケマの葉の上にいるのはツヤケシハナカミキリでしょうか。イケマはハナカミキリの好物なのか? 展望台に到着。残念ながら富士山は見えなかった。 ヨモギ頭を越えてブナじいさんまで来ました。 オヤマボクチはまだ蕾。ちなみに草原のほうにあるのはハバヤマボクチです。 展望台から草原のコースへ。 草原のコースを下降します。 気温は低いが日差しは盆地よりも強く感じます。 ハバヤマボクチはまだ蕾だが、開花すると存在感は抜群。 アサギマダラは乙女高原ではポピュラーな蝶の一つですが、見つけるとうれしくなります。 草原のコースからツツジのコースへ。開花を始めたマツムシソウにはハナアブが来ていました。 ツツジのコースも花盛り。 ヤナギランもここ数年で特に増えた植物。 ツノハシバミの実はかわいいですね。 ロッジへ戻ります。 キアゲハが葉から葉へ飛び回って産卵していました。キアゲハの幼虫は、セリ科の植物でよく見かけます。 白いエゾカワラナデシコを見つけました。乙女高原では、他にもいろいろな「白花」を見ることができます。宝さがし気分で探しながら歩くのも面白いです。 草原のコースに戻ってきました。ロープには、現在咲いている花の名前が写真付きでぶら下げてありますので、案内人がいなくても花の名前を知ることができます。 ロッジに戻ると代表世話人の角田さんが来ていました。芳賀さんと、そのお友達と一緒に昼食を食べて、久しぶりに楽しいひと時を過ごすことができました。 |
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