ポンポンアスターを育てる
【2023年5月4日】
近所のホームセンターでポンポンアスターの種を購入しました。


銀色の小袋から種を出してみました。このサイズならば種まきが楽です。


セルトレーに種まき用土を入れ、土を十分に湿らせてから種を適当に蒔きました。その後、軽く覆土して霧吹きで表面を湿らせました。好光性種子なので、温度管理に加え、光と水やりの管理が面倒ですが、とりあえず観察したいと思います。


【2023年5月9日】
種まきから5日目。発芽が始まりました。よく見ると、たくさん発芽している場所と、全く発芽していない場所があるようです。覆土が多すぎると乾燥し難いが光が当たらず、逆に少なすぎると光が当たりやすいが乾燥しやすいなど、発芽に適したバランスがあるのでしょう。


【2023年5月16日】
種まきから12日目。相変わらず発芽にバラツキがあります。


発芽が早かった苗では、本葉が出てきました。


【2023年5月18日】
種まきから14日目。セルトレーから新たに発芽する様子が見られないので、ポリポットに移植しました。用土は草花用培養土に赤玉土を混ぜたものを使いました。


まだ苗が小さく、移植のダメージで枯れてしまうかもしれないので、念のため1ポットあたり2苗としました。


【2023年5月21日】
種まきから17日目。間引きをしました。


【2023年5月30日】
種まきから26日目。大きさのバラツキも少なく、順調に育っているようです。


本葉は1枚ずつ順番に出るようです。


【2023年6月4日】
種まきから31日目。花壇へ定植することにしました。
根は思ったよりも張っていません。根を崩さないように植え替えました。


株間隔は20cmで定植しました。


【2023年6月15日】
種まきから42日目。定植から11日経過しましたが、地上部の大きさに変化がみられません。定植時に根が張っていなかったので、今は根を充実させることにエネルギーを使っている段階かもしれません。

【2023年7月15日】
種まきから72日目。葉の数は増えましたが、生育にばらつきがあるのが気になります。ポリポットの中で根が十分に張り、生育が安定してから定植したほうが良かったのかもしれません。


【2023年7月27日】
種まきから84日目。草丈が長い株が一本だけありますが、その他は枯れてれてしまったり、草丈が短い小さいままだったりと、生育にバラツキが大きいです。


背丈が長い株の頭頂部はこんな感じ。葉に病気にやられているように見えますが、がんばって花を咲かせてほしいものです。


背丈が短い株の様子です。葉焼けしたり、病気にかかったりしているように見えます。生育適温が5〜25℃にもかかわらず、連日の高温に加え、直射日光にさらされていたため、株が弱ってしまったのかもしれません。甲府盆地でアスターを育てるならば、夏は避けたほうがよさそうです。


【2023年8月12日】
種まきから100日目。復活することなく枯れてしまいました。実は、以前に別のシオン属の花を育てようとしましたが、同じように枯れてしまいました。おそらく生育期に高温多湿だったことが原因でしょう。甲府盆地では春まきで育てるのは難しいと考えます。


観察はこれで終わりにします。