ミニひまわりを育てる
【2023年4月27日】
近所のホームセンターで、ミニひまわりの種を購入しました。ひまわりは背丈が大きくなり、風で倒れやすい印象なので敬遠していたのですが、背丈が小さいとのことなので育ててみることにしました。


種はこんな感じです。外見は青色です。青色の理由を調べてみると、発芽時に病気になりやすい種には殺菌剤が塗られていて、間違って口に入れてしまわないように着色してあるとのことです。改めて袋の説明を読むと、イプロジオン処理済みとあり、これが殺菌剤なのでしょう。


2粒ずつ蒔いたものを16ポット作り、発泡スチロール箱に入れて管理することにしました。


【2023年5月1日】
種まきから4日目。土の中から緑色の双葉が出てきました。予想以上に早い発芽です。


【2023年5月6日】
種まきから9日目。現在の発芽率は9割以上です。


すでに本葉が出始めています。成長が早いですね。


【2023年5月16日】
種まきから19日目。5月9日に間引きをしてから成長が早くなった気がします。


本葉は4枚になりました。


【2023年5月27日】
種まきから30日目。隣の株と干渉するようになったので、花壇に定植することにしました。


中央部を覗くと、何やら蕾らしきものが出てきました。


ポリポットから苗を抜いてみると、根が回って真っ白です。これでは苗が可愛そうです。


成長した株の大きさが想像できないので、株間隔は説明書通りの25cmとしました。


【2023年6月7日】
種まきから41日目、定植から11日目です。定植時と比べて株が一回り大きくなりました。上から見ると、葉がお互いに干渉しないように配置されています。


この葉の配置ならば、上と下の葉の間隔が狭くても、効率よく光合成を行うことができそうです。


【2023年6月19日】
種まきから53日目。株同士が示し合わせたように、一斉に開花しました。


背丈も花も小さいですが、形は立派なひまわりです。脇に蕾がたくさんあるので、これからが楽しみです。


【2023年7月2日】
種まきから66日目。一番花は萎れたので摘み取り、今はこんな感じです。やっぱり夏の日差しが似合いますね。


一番花と比べると一回り小さな花が所狭しと咲いています。


【2023年7月6日】
種まきから70日目。地面近くの葉が病気で黒くなっていました。背丈が低い品種のため、降雨による泥はねや加湿に起因する病気にかかりやすいのかもしれません。病気の葉を取り除き、風通しをよくするために大きな葉を間引きました。これでしばらく様子をみたいと思います。


【2023年7月20日】
種まきから84日目。葉は枯れ蕾も見当たらなくなったので、株ごと抜き取ることにしました。開花から一ヶ月、十分に楽しませてもらいました。


発芽率は高く、種からでも育てやすい品種でした。鉢植えにして雨が当たらない所で管理すると、良好な状態で花を長く楽しむことができるかなと感じました。