百日草を育てる
【2023年4月14日】
近所のホームセンターで百日草の種を購入しました。種から育てるのは初めてです。


セルトレーに種まき培土を入れ、上からたっぷり水をかけて土を湿らせてから、2粒ずつ蒔いて覆土しました。今回は48ポット作りました。最後に上から軽く水をかけ、発泡スチロールの箱に入れてビニールで蓋をして、日当たりの良い場所に置きました。


【2023年4月22日】
種まきから8日目。現在、発芽率は6割ほどです。数日後にはもう少し発芽率が高くなると思います。発芽が進み、日中の気温が高めなので、発泡スチロール箱から取り出して管理することにしました。


本葉が2〜3枚になったら間引きをしたいと思います。


【2023年4月28日】
種まきから14日目。最終的に残ったのは5割弱になってしまいました。発泡スチロール箱から出して以降、天気が悪くて肌寒い日があったので、発芽から間もない小さな芽は枯れてしまったようです。一方、順調に育っている株からは本葉が出てきたので、間引きを行いました。


【2023年5月2日】
種まきから18日目。
本葉が大きくなってきたのでセルトレーからポリポットに移植することにしました。


24株だけ移植しました。残りの株は、枯れてしまった場合の予備として、セルトレーに残しておきました。


【2023年5月16日】
種まきから32日目。移植時点と比て、かなり大きくなりました。


本葉はすでに6枚出ています。


【2023年5月27日】
種まきから43日目。他の花の苗と一緒に花壇へ定植することにしました。


ポリポットから抜くとこの通り。根が窮屈そうです。


説明書通り、株間隔は20cmとしました。


【2023年6月7日】
種まきから54日目、定植から11日目です。定植時と比べて株が一回り大きくなりました。


最初の花の蕾が膨らみ、わき芽も出てきました。株を充実させるために、最初の花は摘み取ったほうがよさそうですが、とりあえず開花まで待ってみたいと思います。


【2023年6月15日】
種まきから62日目。頂部に一番花が咲き始めました。花の色は、黄、赤、ピンク、白の4種類だと思われます。

【2023年7月2日】
種まきから79日目。こんなに大きくなりました。もっと株間隔を広げて定植すればよかったと後悔しています。


【2023年7月15日】
種まきから92日目。相変わらず生育が旺盛です。梅雨が明けたら切り戻しをしたほうがよさそうです。


【2023年7月21日】
ここ最近、百日草の食いちぎられた舌状花を目にすることが多くなりました。そこで早朝に百日草の花を観察しに行ったところ、花の上で動いている昆虫の姿を見つけました。


光沢の少ない緑色、腹の周囲には長い毛。犯人はアオドウガネですね。


筒状花やその苞片に向かって、一心不乱に頭を突っ込んでいます。害虫と呼ばれることが多いですが、一生懸命な姿を目にすると愛おしくなります。


【2023年7月24日】
梅雨が明け、しばらく暑い日が続く予報です。朝の涼しい時間帯に草丈40cmくらいまで切り戻しました。


【2023年8月12日】
花に来る昆虫を調べてみました。
セイヨウミツバチ。


オオスカシバ。


【2023年8月14日】
ツマグロヒョウモンのメス。ちなみに、オスには翅の先に黒い模様がありません。幼虫はスミレの仲間でよく見かけます。


【2023年8月31日】
種まきから139日目。花は相変わらずたくさん咲いていますが、白く変色した葉が目立つようになりました。高温多湿により病気になったと思われます。十分に楽しんだので、切り戻して回復を試みるようなことはせず、このまま見守りたいと思います。


【2023年9月17日】
種まきから156日目。ほぼ枯れてしまいました。百日草の名前通り、開花から3ヶ月以上楽しませてもらいました。この後、全ての株を抜いて処分しました。


最近は、背丈が低い「プロフュージョン」と呼ばれる品種を多く見かけることが多いですが、本種は背丈が高く存在感があり、切り花でも楽しむことができる点が魅力だと感じました。