日々草を育てる
【2023年4月14日】 近所のホームセンターで日々草の種を購入しました。種から育てるのは初めてです。 セルトレーに種まき培土を入れ、上からたっぷり水をかけて土を湿らせてから、3粒ずつ蒔いて覆土しました。今回は48ポット作りました。最後に上から軽く水をかけ、発泡スチロールの箱に入れてビニールで蓋をして、日当たりの良い場所に置きました。 【2023年5月1日】 種まきから17日目。発芽までの日数の上限の10日を超えてもまだ数えるほどしか発芽していません。種まき以降、日中寒かったり夜間に冷え込んだりして発芽適温の20〜25℃に達しない日があったことが、発芽が遅れている原因だと思われます。今後は最高気温が25℃を超える日が続く予報なので、発芽率が向上することを期待したいと思います。 【2023年5月11日】 種まきから27日目。発芽率は悪いままです。これ以上待っていても新たな発芽が期待できそうにないので、発芽している苗をポリポットに移植しました。 やっと本葉が出てきました。種が小さいからでしょうか、これまでに蒔いた種と比べて成長が遅い印象です。 【2023年5月23日】 種まきから39日目。成長はゆっくりですが、着実に大きくなっています。 本葉が展開し、日々草らしい姿になりました。 【2023年5月23日】 種まきから46日目。成長はゆっくりですが、確実に大きくなっています。 本葉も4枚になりました。 【2023年6月19日】 種まきから66日目。本葉の葉が大きくなり、枚数も増えたので花壇に定植することにしました。 ポリポットから抜いてみました。180度で対生した本葉同士が、きれいに90度で交わっています。 根は思ったほど回っていないようです。 株間隔を25cmにして15株を花壇に定植しました。背が低いので、雨が降ると泥がはねて葉が泥だらけになるかもしれません。 【2023年6月24日】 種まきから71日目。一輪だけ咲きました。 背が低く、雨による泥はねの影響を受けましたが、無事に咲きました。 【2023年7月6日】 種まきから83日目。暑さに負けず、続々と開花を始めています。 花の色別に分けると4種類あるようです。これはベースが白で中央が赤。 これはべースが白で中央が白。 これはベースが薄いピンクで中央が赤。 これはベースがピンクで中央が白。 【2023年7月24日】 夏の強い日差しにも負けずに咲いています。草丈が伸びすぎて水やりで重くなると倒れてしまいそうです。 傾倒対策と、風通しをよくするために、草丈20cmほどまで切り戻しました。 【2023年8月31日】 記録的猛暑にもかかわらず、茎が伸びて重さで自立出来ないほど大きくなりました。病気になったり虫に食べられている様子もありません。現在花壇に植えてある花の中でもっとも元気です。 【2023年9月24日】 花と果実を観察することにしました。 花の中央に小さな穴があいています。この穴をふさぐように雄しべが存在し、その奥に雌しべがある構造のようです。これでは自家受粉に頼るしかなさそうです。 花が萎れた後、緑色の2個の袋果が密着した状態で伸びてきます。緑色の袋果に枯れた花がついた様子はまれにしか見かけませんでしたが、それは袋果が伸びる前に花が落ちたためだと思います。 密着していた2個の袋果はやがて2個に分離し、熟してくると黒い種子が袋果から透けて見えるようになります。 完熟すると袋果は裂開し、中の種子が拡散されます。 【2023年10月22日】 種まきから191日目。花壇を整理することにしました。黄色い葉が多くなり花の数も少なくなりました。開花から約4ヶ月、十分に楽しませてもらいました。これで観察を終了します。 |