VSWR測定器比較

2022年7月21日記載

■はじめに
アンテナアナライザー(AA-600、リグエキスパート)とVSWR計(RW-211A、クラニシ)を使って、アンテナのVSWRの測定値を比較します。

■測定系
1.アンテナアナライザー(AA-600)の場合
 AA-600→同軸ケーブル※→6エレ八木 ※5/2λ(λ=432MHz)

2.VSWR計(RW-211A)の場合
 送信機(10W)→同軸ケーブル→RW-211A→同軸ケーブル※→6エレ八木 ※5/2λ(λ=432MHz)

■測定結果


■まとめ
VSWRについてAA-600での測定値を基準に考えると、RW-211Aの方が全体的にやや小さめに出るようです。またAA-600では431MHzに共振周波数があることが明確にわかりますが、RW-211Aでは430〜432MHzに共振周波数が存在するというところまでしかわかりません。しかし、VSWRのカーブ自体は同じ傾向を示しているので、アンテナの動作確認用に限定すれば、RW-211Aの性能で十分だと思います。

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