乙女高原

◆データ
乙女高原/山梨県山梨市
◆登山日
2021年12月4日 晴れ
◆アプローチ
◆歩行ルート
◆メンバー
乙女高原ファンクラブ

今年最後の乙女高原の自然観察交流会。まもなく林道が冬季通行止めになるので、その前に草原を見ておきたいので参加しました。道の駅花かげの郷まきおかに集合した5人で乙女高原へ向かいました。

杣口経由で乙女高原へ向かいました。氷華が見られそうな場所で車を降りて探してみました。


カメバヒキオコシの氷華です。道沿いですぐに見つかりました。根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみ出し、冷たい外気に触れて凍ることでこのような不思議な氷の造形が出来上がります。


車で別の場所に移動してきました。車で走っていると見過ごしてしまいそうな場所ですが、いい感じの落葉広葉樹林です。


足を踏み入れるとこの通り。ふかふかの落ち葉がたっぷりです。


フデリンドウの芽出しを見つけました。このままそっと春を待つのでしょうか。


草原に到着。早速散策してみましょう。


何か発見がないか探しながら上へ向かいます。


冬の草原は静かです。


リンドウはこの通り。


冬はこちらの花が主役。


どんな植物に氷華ができるのか、できやすいのか、調べてみるのも面白いでしょう。


ツルウメモドキ。氷華探しで足元ばかりみていると見過ごしてしまう。


ツノハシバミの実が残っていました。


展望台に向かいます。


クモキリソウの実。左右に振ってみたところ、内部の埃のように細かな種子が舞いました。


いつものことですが、熱中すると歩みが進みません。


展望台。空気が澄んでいて富士山がきれいです。


今日はブナじいさんまで行かず、ここまで。


昼食後、木道のある湿地帯に立ち寄りました。


イボタノキの実。


水路にあった氷。どのような仕組みでこのような形になるのか、考えてみるのも面白い。


最後に焼山峠付近に立ち寄りました。
冬になると時々見かけるこの褐色はイヌガンソクの胞子葉。側羽片が内側に巻き棒状になったもの。春になると胞子を散布するらしい。


観察のメインはやっぱりこれ。派手な姿を発見するとうれしい。


いろいろな植物の氷華が見られたが、ここでもカメバヒキオコシの氷華が立派だった。


キノコを見つけたので触ってみたら、コチコチに凍っていた。まさかの感触に笑うしかなかった。


冬も楽しい自然観察でした。

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