牛首山、扇山 |
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◆データ 牛首山/山梨県北杜市 2280m 扇山/山梨県北杜市 2320m(地形図より読み取り) ◆登山日 2021年5月28日 晴れ ◆アプローチ 県道美し森清里線終点 ◆歩行ルート 赤岳県界尾根登山口(10:22)-真経寺尾根への分岐(10:43)-賽ノ河原(11:05)-牛首山(12:11)-扇山(12:26)-P2316で昼食(12:50〜13:17)-扇山(13:33)-牛首山(13:41)-賽ノ河原(14:30)-センターハウス前(15:10)-赤岳県界尾根登山口(15:28) ◆メンバー 単独 |
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今日は八ヶ岳にお散歩。つい先日の5月14日には県界尾根を歩いたので今回はお隣の真教寺尾根へ。過去の記録を振り返ると2004年9月26日に美し森駐車場から牛首山まで歩いているが、当時は天気が悪く景色は何も見えなかった。そんな場所へ約17年ぶりに訪問することにした。 出発は赤岳県界尾根登山口から。前回県界尾根を歩いた時に、大門沢から真教寺尾根に至る道があることを知ったので、今回はそれを利用する。 大門沢右岸から左岸へ。雨で水量が増えていないか心配だったが、くるぶしほどの水量で助かった。 野鳥の声を聞きながら分岐までやってきた。今回はここを左へ。 大門沢の右岸へ。思ったよりも幅が狭く飛び石で渡ることができた。 真教寺尾根へ登り上げる。ササに覆われた道だが思ったよりも歩きやすかった。 真教寺尾根に到着。ここは賽ノ河原と呼ばれる大きく開けた場所。 真教寺尾根に乗ったら、しばらくは明るい尾根を登る。 丁寧に刈り払いされたササ尾根を登って行くと大きく開けた場所になった。 展望は抜群。新緑のカラマツと富士山がいいね。 この先の樹林に入る手前で刈り払いの作業中だった。 植生は針葉樹林に変化し、岩も出てきた。 時々開けた場所があるので飽きずに登ることができる。 大きく開けている場所では富士山も。 さらに登った場所からも。 この急登を登り切ると牛首山に到着するはず。 牛首山到着。予想通り周囲は木々に囲まれている。 尾根の通過点のような場所だが、ここが牛首山で間違いない。 立派な三等三角点。字が読めないほど朽ちた案内板が歴史を感じさせてくれる。 この石碑の横には明治と刻まれていたので、およそ百年前からここにあるということか。 牛首山から先は緩やかな道が続いている。この先の扇山まで行ってみよう。 扇山。牛首山から15分ほどの場所。樹林に囲まれて展望はない。展望を求めてこの先の標高点まで進んでみることにした。 登山道の脇には残雪があった。 P2316に到着。展望はない。 念のためGPSで座標を確認。これ以上進んでも見晴らしのよさそうな場所はなさそうなので今日はここまで。お昼ご飯にした。 木々の間から見えた権現岳と、赤岳へ続く稜線。 辛うじて赤岳山頂も見えた。 下山開始。青空に向かって伸びるダケカンバが生命力を感じさせてくれる。 牛首山まで戻ってきた。 今日一日、良い天気だった。 ササ尾根では、すでに刈り払いの作業は終わっていた。 賽ノ河原。帰りは大門沢へ下らずスキー場方面に下る。 賽ノ河原の東の高みから歩いてきた方向を振り返る。 スキー場のリフト最上部。ここから駐車場まではゲレンデ内を下る予定だったが、残念ながら今日まで立ち入り禁止の張り紙。遠回りになるがスキー場のセンターハウスまで登山道を下ることにした。 気を取り直して、引き続きササ尾根を下る。 ここを右に進むと美し森方面だが直進する。 ササの踏み跡を辿ると、何かの建物の裏手に出た。 センターハウスが見えてきた。観光客は見当たらない。あとでサンメドウズ清里のHPを確認したところ、グリーンシーズンは明日からとのこと。コロナ禍ではあるが、天気が良ければそれなりに観光客は来るだろう。 駐車地点に戻る途中にあった池。散策コースを歩いてみたが特筆すべきことはなし。 散策コースから駐車地点を目指してゲレンデ脇を登る。 広い駐車場の中にポツンとあったゲレンデ整備車が寂しそうだった。 駐車場を横切って登山口まで戻ってきた。下山で少し余計に歩くことになってしまったが、充実した一日になりました。 おしまい。 【見かけた花】 ミヤマスミレ、タケシマラン、コミヤマカタバミ、キバナノコマノツメ、タチツボスミレ、ヤマハタザオ、シロバナノヘビイチゴ、ミツバツチグリ、ズダヤクシュ、クモイコザクラ、センボンヤリ、ウスギオウレン、ミツバオウレン、フデリンドウ、ショウジョウバカマ、サクラスミレ、トウゴクミツバツツジ、ウマノアシガタ 見かけた花の写真(一部) ミヤマスミレ↓ タケシマラン↓ キバナノコマノツメ↓ クモイコザクラ↓ ウスギオウレン↓ ミツバオウレン↓ GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用 標高グラフ ※カシミール3D使用 |
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