小天狗

◆データ
小天狗/山梨県北杜市・長野県南佐久郡南牧村 2178m
◆登山日
2021年5月14日 晴れ
◆アプローチ
県道美し森清里線終点
◆歩行ルート
赤岳県界尾根登山口(10:41)-林道を離れる(11:24)-小天狗(12:05)-展望地(12:16)-2280m付近(12:45)-P2258で昼食(12:51〜13:06)-展望地(13:25)-小天狗(13:35)-林道戻り(14:02)-赤岳県界尾根登山口(14:47)
◆メンバー
単独

今日の甲府の最高気温は真夏日手前まで上がるとの予報。蒸し暑くなりそうなので避暑に出かけることにした。目的地は赤岳県界尾根の小天狗分岐先の展望地。サンメドウズ清里スキー場への県道の終点の登山口を起点にピストンする予定。

県道終点の登山口。スキー場の駐車場は閉鎖されていたので、他の車にならって転回場所付近に縦列駐車した。


最初は大門沢右岸の林道を進んでゆく。


砂防堰堤を渡って左岸へ。大雨が降ったら流れの中を渡ることになりそう。


日当たりの良いところではタチツボスミレがたくさん見られた。


日陰にはコミヤマカタバミ。


真教寺尾根方面分岐。今回歩く県界尾根も真教寺尾根もどちらも赤岳へのクラシックルート。


ズダヤクシュはまだ蕾。


沢の右岸に見えるのが真教寺尾根。

林道を離れ県界尾根へ向かう。


県界尾根取り付き付近のイワネコノメソウ。


取り付きから小天狗分岐までは針葉樹に囲まれた急登。蒸し暑く、早めに半袖になって良かった。


キバナノコマノツメの葉。八ヶ岳ではよく見かけるスミレ。


赤岳が一望できるようになってきた。山頂には残念ながら雲がかかっている。県界尾根まで上がった時に雲がなくなっていれば良いのだが。


久しぶりの急登で、すでに汗だく。


小天狗。ここは清里からの道と野辺山からの道の合流点。


尾根の途中のような場所だが、標識ではここが小天狗となっている。展望地はこの先なのでさらに進んでみる。


分岐からすぐにわずかに開けた平坦地があったが、木々が邪魔して展望は良くない。


展望は悪いながらも、木々の間からは富士山が見えた。


南アルプスも見えた。展望を期待してさらに進む。


東方薬師如来の石碑があった。ここがいにしえの道であることをあらためて感じさせてくれる。


分岐から10分ほどで本日の目的地である展望地に到着。初めて来たがなかなか展望がよい。


赤岳へ続く県界尾根。残念ながら山頂部は雲の中。斜度が緩く気持ちよく歩くことができる尾根なのでもう少し進んでみよう。


特にピークらしくない場所にも名前が付けられていた。


シラビソやコメツガの原生林。日陰には雪が残っていたのでウスギオウレンが咲いているかもしれないと探しながら進む。


いました、ウスギオウレン。願いは通じるものです。


北八ヶ岳で見慣れていたものよりも、さらに小さい気がする。結局、見つけられたのはこの株のみだった。


雪が出てきた。


ミツバオウレンの葉があったので咲いていないかと探しながら進んだがさすがに時期が早かったようだ。


あと1時間早く出発していたならば大天狗まで行けたかもと思いつつ、オオシラビソとダケカンバに変化してきたあたりで折り返すことにした。


P2258まで戻ってきた。時間はもうすぐ13時、ちょうど平坦な場所だったのでここで遅い昼食にした。


展望地戻り。


振り返ると、赤岳にかかる雲がなくなっていた。少し余計に歩いたので、ご褒美をもらうことが出来たのだろう。


機会があれば山梨県側から赤岳に登ってみたい。


小天狗分岐。帰りも往路と同じ道を下る。機会があったら野辺山からの道も歩いてみたい。


林道へ。自然観察をしながらのんびり戻ることにしよう。


オトメスミレ。タチツボスミレがたくさん咲いている場所を探すと、ちらほら咲いていた。


タケシマランはまだ蕾。


クリンユキフデ。


ヒメイチゲ。蕾も花もどっちもかわいい。


登山口到着。今日は初めて歩く道だったので久しぶりにワクワクした気持ちになりました。


野辺山で買い物をして暑い甲府盆地へ戻りました。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用

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