竜ヶ岳

◆データ
竜ヶ岳/山梨県南都留郡富士河口湖町・南巨摩郡身延町・静岡県富士宮市 1485m
◆登山日
2020年11月21日 晴れ
◆アプローチ
国道139号=県道709号本栖湖畔線=端足峠入口前に駐車
◆歩行ルート
端足峠入口(11:09)-端足峠(11:58)-竜ヶ岳(12:41〜13:30)-分岐(13:37)-本栖湖畔(14:22)-端足峠入口(14:52)
◆メンバー
単独

朝から秋晴れ。こんな日には富士山の展望地に行くしかないでしょう。今回登るのは竜ヶ岳。個人的にはすっかり元旦専用の山として定着しているが、珍しく元旦以外で登ってみることにした。

端足峠入口。今回は本栖湖畔から端足峠経由で竜ヶ岳を目指す。このルートで竜ヶ岳に登るのは初めてなのでわくわくする。入口付近の路肩に駐車してスタート。


端足峠の北尾根に乗るまではなだらかな道。うるさいくらいに取り付けられたピンクテープに導かれるように進む。


浩庵テント村からの道と合流。ここはまっすぐ端足峠方面へ。


周辺は落葉広葉樹の森。深い落ち葉をかき分けながら高度を上げてゆく。


薄暗い北斜面は寂しい雰囲気だけに、眼下で日差しを受けた本栖湖は一層明るく美しい。


端足峠。ここで初めて富士山が見えた。三連休のさらに晴天ということもあるのだろうか、ここまですれ違った人数は10人ほどで意外と多い印象。


さあ、ここからは楽しみにしていた稜線歩き。こんな富士山を見ながらの登山は久しぶりかも。


振り返ると雨ヶ岳。機会があったら雨ヶ岳の北尾根も歩いてみたい。


澄んだ青空には透き通るような黄葉がよく似合う。


しばらくは急登だが、展望がよいのでつらく感じない。


斜度が緩やかになったところで振り返ってみると雨ヶ岳がずいぶん遠くなっていた。おそらくこのあたりが山梨と静岡の県境あたりだろうか。今年の1月2日に県境尾根の強行突破を試みたが、この強烈なササ藪に心が折れて敗退したことを思い出した。


竜ヶ岳山頂。みなさん、お弁当を広げて楽しそう。


人数に対して広大な山頂。3密とは無縁。気温も高め、風はあるが冷たさを感じない。ササの陰でシートを広げて昼食にした。


コーヒーを飲みながらゆっくり景色を堪能。


おや、山頂の上のほうに月が見えますね。空気が澄んでいないと見られない光景。


肉眼でも伊豆半島や駿河湾が見えそう。→拡大写真


南アルプス方面。山の同定が容易にできるほどに稜線がくっきり。→拡大写真


八ヶ岳方面もよく晴れている。→拡大写真


展望を堪能したら下山。今回はピストンではなく周回。


石仏ルートでもよいが駐車地点まで戻るのが遠くなるのでやめた。


奥秩父の稜線が見えてきた。→拡大写真


御坂山塊から杓子山まで申し分なし。→拡大写真


九十九折りの下山道。これまでに何度この道を下山したことか。


先行者に追いついてしまいそうなので、距離を保つためにスローダウン。


県道まで降りてきた。あとは湖畔沿いの車道で戻るだけ。


路肩には大量の落ち葉。車の走行には邪魔だけど、風情をがあってよい。


道路から見えるところにこんな巨木があるとは知らなかった。ゆっくり歩くといろいろな発見がある。


秋の本栖湖畔もいいね。


駐車地点に到着。車で片づけをしている最中にも何組かの登山者が端足峠から降りてきた。やっぱり今回の周回方向を逆に回る登山者のほうが多いのだろう。


初めてのルートによる新鮮な気持ちと好展望で、久しぶりに充実した山歩きとなった。

GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用

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