横岳(北横岳)

◆データ
横岳(北横岳)/長野県茅野市・南佐久郡佐久穂町 2480m
◆登山日
2020年9月9日 晴れのちにわか雨
◆アプローチ
県道192号ビーナスライン=竜源橋登山口駐車場
◆歩行ルート
竜源橋登山口駐車場(10:36)-将軍平への分岐(11:53)-天祥寺平(12:01〜12:14)-亀甲池(12:33)-北横岳北峰(13:43)-北横岳南峰-北横岳北峰(14:04)-亀甲池(15:00)-天祥寺平(15:19)-将軍平への分岐(15:30)-竜源橋登山口駐車場(16:31)
◆メンバー
単独

今年の夏は2000m級の山の上でも暑いと感じることが多く、避暑で山に登るメリットを感じることがなかった。しかし台風10号が日本から離れてから急に朝晩が涼しく感じるようになった。山では秋の気配を感じられるころだろう、というわけでおなじみの北横岳へ。今回はお手軽な坪庭からではなく竜源橋登山口からのピストンとした。

竜源橋登山口駐車場。今日は午後から雷雨の予報だが今のところ雲間から青空がのぞいている。


駐車場にある登山口。帰りに分かったことだが、駐車場の西側にも登山口があった。


林道から離れ登山道へ。標識がササに隠れてわかりにくい。


しばらくは滝ノ湯川沿いの道を進む。


緑に囲まれ静かで気持ちがよい。蓼科山や北横岳の登頂を目的に、この道を利用する人はあまりいないだろうな。


1900mを超えたあたりで目の前が一気に開けた。山の中とは思えないほどの開放感。


東方面の展望。北横岳は手前の山に遮られて見えない。


将軍平方面との分岐。ここから将軍平へ至るルートも歩いたことがない。


分岐から蓼科山方面。澄んだ青空が秋を感じさせる。


天祥寺平。登山口からここまで1時間半。丁度正午なのでここで昼食。


おにぎりを食べて元気が出た。さあ、亀甲池に向けて出発。


枯れた滝ノ湯川を渡ってササの中を進む。


今度は草原が出現。ここは大雨が降ったら川になりそうだな。


亀甲池。池というより水たまりようだ。近づいてみると藻が浮いていて、生臭いにおいもする。夏場は仕方がないのかも。


亀甲池からは樹林帯。ここからは等高線が密、ギアを上げてがんばろう。


石が濡れていて滑りやすい。帰りは気を付けたほうがよさそうだ。


目のほうが明るくなってきた。


森林限界を超えた。山頂は目前。


北横岳北峰。山頂部に誰もいない北横岳は初めて。


お隣の南峰。ここも誰もいない。移動中に雲がなくなり蓼科山の山頂部が見えるようになった。


八ヶ岳方面。午後から雷雨予報なので雲があるのは想定内。


北峰に戻り水分補給をしたら下山開始。雷雨になる前に下山しないと。


石の上は滑りやすいので慎重に。


亀甲池。案の定、雨が降り出した。


まだ降り始めたばかりだというのに、ササを分けて歩いたおかげでズボンが濡れてしまった。


天祥寺平。雨はそれほど強くないがやむ気配はない。ズボンはもう濡れてしまったので上だけ雨具を着ることにした。


遠くで雷鳴が聞こえる。


樹林帯に入り、多少雨をしのぐことができるようになった。とはいえ油断していると濡れた石に足をとられるので慎重に。


県道合流。あまり気にせず歩いていたが、どうやら駐車場の西側に出たようだ。


時間は16時半、土砂降りにならずに下山できてよかった。雨は余計だったが久しぶりに気持ちよく歩くことができて満足。


原村では前がよく見えないほどの土砂降りの雨で道路は川のようになっていた。時間も遅いし天気も悪いので中央道を利用して帰宅した。

【見かけた花】
アキノキリンソウ、ニガナ、エゾシロネ、シラタマノキ、ミヤマフタバラン(花後)、ゴゼンタチバナ(実)、ハクサンフウロ、ハナイカリ

エゾシロネ↓


シラタマノキ↓


ミヤマフタバラン↓ 少し遅かった。


ゴゼンタチバナ↓ 赤い実がかわいい。


GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用


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