430MHz/DG7YBN/GTV2-6m scaled to 70cm Ver.0.1 |
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2020年7月9日記載 2020年7月11日追記 ■はじめに 前回製作したGTV2-6mの70cmバンドのブーム材変更版です。フレンド局宅の2階の窓際に富士山固定ビームで使用される予定なので、耐久性を考慮して木のブームからアルミのブームに変更します。 ■設計データ シミュレーションデータは前回と同じです。 ■製作 ブームには手元にあった15mm*15mm、肉厚1.2mmの生地アルミ角パイプを使用しました。 まずは、穴あけ位置に印をつけます。隣の穴位置からの距離で測定を進めると測定誤差が累積するので、材料の端を測定基準として測定するのがポイントです。 穴あけはボール盤で行いました。 エレメントには5mmのジュラルミン棒を使用しました。手元にあった中古品ですが、クリアラッカーに守られていたので錆はありません。 エレメントの加工は高速カッターで長めに切断し測定しながら棒やすりで長さを整えます。エレメントのセンターに赤いマジックで印をつけてダイソーのワイヤーネット連結ジョイントを流用したエレメントホルダーに取り付けます。ラジエータ(DE)の長さははVSWR調整時に長さをカットアンドトライするので長めにしておきます。 ■測定 測定アンテナを三脚に取り付け、アンテナアナライザー(AA-600)で測定しました。 シミュレーションと実測の比較 【VSWR特性】 DE部を微調整してシミュレーションのVSWR特性と合致させました。 2020年8月4日追記 ■設置 フレンド宅の2階の窓際にアンテナを設置しました。BSアンテナの取り付け金具にクロスマウントを使い、富士山ビームでアンテナを取り付けました。 設置環境でのVSWRの周波数特性は300KHzほど高いほうにシフトしましたが、実使用ではわからないレベルでしょう。 |
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