茶臼山

◆データ
茶臼山/長野県茅野市・南佐久郡佐久穂町 2384m
◆登山日
2020年6月3日 曇り
◆アプローチ
国道299号=麦草峠駐車場
◆歩行ルート
駐車地点(10:53)-国道299号-茶水の池(10:55)-大石峠(11:16)-中小場(11:34)-茶臼山分岐(12:06)-茶臼山展望台(12:09〜12:28)-茶臼山分岐(12:31)-縞枯山・茶臼山の鞍部(12:44)-五辻(13:09)-五辻あずま屋(13:17)-出逢の辻(13:42)-国道横断(13:53)-狭霧苑地(13:56)-斧断ちの森(14:10)-駒鳥の池(14:29)-麦草ヒュッテ(14:36)-駐車地点(14:43)
◆メンバー
単独

コロナの影響で閉鎖されていた麦草峠駐車場だが、6月になってやっと使うことができるようになった。八ヶ岳方面は薄曇りだが、運動不足解消と自然観察を兼ねて出かけることにした。

麦草峠駐車場の駐車台数は満車時の1/3ほど。開場まもないこともありもっと混雑していると思ったが、思ったよりも少ない印象。今日の目的地は茶臼山への周回。白駒池からニュウ方面への周回も選択肢にあったが次回にしよう。


国道から茶水の森へ。茶水池は水量が少なく見える。昨年の大雨で泥が流れ込んでしまったのか、雨や雪が少なかったのかは不明。


登山道周辺は乾燥気味に見える。


ウスバスミレ。このエリアではよく見かけるスミレだが、今回の開花株はこれだけだった。葉はたくさん見かけたので時期的にこれからなのかもしれない。


北八ヶ岳らしい針葉樹の森のにおいがする。


ウスギオウレン。今回の目的の一つはこれ。この標高ではすでに結実が始まっていた。


結実した姿もかわいい。残雪は皆無、すこし時期が遅かったかもしれない。


コミヤマカタバミもちらほら。


大石峠。今回は茶臼山を目指す。


中小場。樹林帯を抜けた見晴らしの良い岩の小ピーク。薄曇りだが八ヶ岳の稜線ははっきり見える。


イワカガミの葉かな。花の時期はもう少し先。


コバノイチヤクソウの葉かな。こちらの花の時期ももう少し先。


中小場の先くらいの標高になると、フレッシュなウスギオウレンを見かけるようになってきた。


オサバグサの葉。これも好きなのだが、花の時期はもう少し先。


急斜面で振り返る。


久しぶりにTシャツが汗で濡れるほど汗をかいてしまった。とりあえず茶臼山の展望台で休憩しよう。


日陰には涼しげな残雪が


ヒメイチゲ。かわいいね。


ミツバオウレン。ここのは風当たりが強い場所のためか小ぶりな印象。


この姿になぜか惹きつけられてしまうのです。


茶臼山山頂。いつ来ても風が強い印象だが、今日も強い。


岩の上から八ヶ岳。薄曇りだがまあまあの展望。


縞枯山、北横岳、蓼科山へ続く稜線。岩陰で風を避け昼食にした。


昼食後鞍部へ下る。途中二人連れの外国人の方と、「こんにちは」、と挨拶を交わす。コロナの影響で元気に声を出す機会が減っていたので新鮮な感じ。


雪どけでぬかるんだ道の次は立ち枯れた場所。


オオシラビソのふくよかな新緑がきれいな季節。


縞枯山まで行こうか迷ったが、冷たい風と怪しい雲が広がってきたので今日はここまで。鞍部から五辻へ下降開始。


登山道は雨水の通り道。足場がよくないので歩きにくい。


五辻。ここから麦草峠までなだらかな道。


日当たりの良い場所ではミツバオウレンが見ごろを迎えていた。


コミヤマカタバミもこの時期の主役。


五辻あずま屋でちょっと休憩。


深い針葉樹林に似つかわしくないほど広い草地。寝転んでひと眠りしたい。


出逢の辻まで来れば国道まではもうすぐ。


ここにもミツバオウレンが群生していた。


コケと仲良し。


国道を渡って反対側へ。


渡ったところにヒメイチゲが群生していた。


森に入ると結実が近いセリバオウレンが。


目立たない花もこれだけ群生していれば存在感がある。


駒鳥の池。こちらも茶水池同様、水が少ない気がするが。


麦草ヒュッテの赤い屋根まで戻ってきた。ポツリポツリと降ってきたが、駐車場はもうすぐなので濡れずに済みそうだ。


麦草ヒュッテは本日休業。


タケシマラン。これも定番ですね。


麦草峠駐車場に到着。車の台数は出発時よりもだいぶ減って御覧の通り。車に荷物を入れ片づけをしていたらザーと降ってきた。危なかったな。


今度来るときは白駒池からニュウの周回の時かな。その前に蓼科山の様子も見に行きたい。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用


標高グラフ ※カシミール3D使用


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