エレメントホルダーの検討

2018年10月1日記載

■はじめに
八木アンテナのエレメントホルダーとして、ダイソーのワイヤーネット用連結ジョイントが利用できるか検討しました。

■結果
わずかな加工で、5mm径のアルミパイプの固定に利用できることがわかりました。同径の棒でも試しましたがわずかに細いためかわずかにゆるく、脱落の恐れがあるためそのままでは利用できそうにありませんでした。ただしゆるい場合にはエレメントの中央部をつぶしたり、4mm径のエレメントにテープを巻いて太くするなど工夫の余地はありそうです。

■加工手順
エレメントホルダーとして検討した、ダイソーの連結ジョイント。12個入りで108円(税込み)です。9円(税込み)/個の安さです。


ブームとの密着性を考慮し、ブーム取り付け面をヤスリやサンドペーパーを利用してでできるだけ平坦にします。その後中央に穴を開け、4mmねじのタップを切ります。


15mmのアルミ角パイプに取り付けてみました。弾力のある素材のため、ネジのしまりとブームとの密着性が良くて回転し難い印象です。


5mm径のアルミパイプを差し込み、横からストッパーを差し込みます。棒とパイプを試しましたが、パイプのほうがしっかり締まる印象です。




完成です。なかなかいい感じです。ストッパーは脱着可能なので、収納時にエレメントをはずすことも可能です。


次回のアンテナ工作で利用してみたいと思います。いつものスペーサで保持した場合と比べると、ブームとエレメントの距離が近くなるので、新たにエレメント長の補正値の算出が必要になるかもしれません。

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