オキナグサを育てる

【2018年6月4日】
オキナグサの種を分けてもらいました。種まき用の土にばらまいて軽く土を被せました。はたして甲府盆地の中心部という環境で発芽するのでしょうか。

【2018年夏】
写真はありませんが発芽しました。発芽率は2割ほどでしょうか。本葉が5枚ほど出て、秋には地上部が枯れました。

【2019年3月24日】
種まきから1年、無事に芽を出しましたが株数が減ってしまいました。秋には地上部が枯れました。


【2019年秋】
充実した株を選んで、赤玉土と鹿沼土を主体に桐生砂と軽石を混ぜた用土に植え替えを行いました。

【2020年4月12日】
種まきから2年、無事に芽を出しました。


【2021年3月6日】
種まきから3年、無事に芽を出しました。


【2021年3月19日】
株の中央から蕾らしきものが出てきました。


【2021年3月29日】
やっと花が咲きました。種から育てたのでさらに感慨深いです。


【2021年4月30日】
開花から1ヶ月。こんな姿になりました。


【2021年5月22日】
綿毛が広がってきたので種を収穫しました。一部をポリポットに蒔き、残りは日当たりの悪い花壇にばらまきました。


【2021年6月17日】
種まきから間もなく1ヶ月。発芽率は悪く、辛うじて数株が発芽し現在はこんな感じです。


【2021年7月11日】
生き残った株の現在の様子です。


【2023年3月20日】
日当たりの悪い花壇に種をばらまいてから約2年、花芽が出てきました。冬の休眠期には霜柱が立つような環境ですが、生育には問題がないようです。


こちらは2021年に発芽した苗を鉢で育て、昨年10月に日陰の花壇に定植した株です。こちらからも花芽が出てきましたが、種から花壇で育てた株に比べてやや小ぶりです。どうやら生育環境としては日陰の花壇のほうが適しているようです。


【2023年3月28日】
先週末から続く雨にも負けず、毛に覆われた蕾が膨らんで下を向き始めました。


【2023年4月10日】
開花しました、とは言っても赤紫色に見えるのは花弁ではなく萼片です。萼片は平開することはありません。数株が固まって咲いていると立派に見えます。


下から中を覗いてみました。


【2023年4月22日】
昨晩の強風で、萼片が散ってしまいました。


咲き始めは下向きで、咲き終わりは上向きです。萼片が外れ、種を飛ばすための準備中です。


【2023年5月23日】
綿毛が風で飛び始めたので、慌てて種を取りました。綿毛が長いものが1つと、綿毛が短いものが多数です。どちらも種まきをして、発芽率を比較したいと思います。