アンテナゲインの相対比較方法

2018年1月30日記載

■はじめに
アンテナアナライザーを信号源にしてアンテナゲインの相対比較が可能か検討します。

■測定
2017年7月1日測定

比較対象アンテナ
 GTV70-2m
 GTV70-4m
 GTV70-7n
構成
 三脚に取り付けた比較用アンテナのフロントビームの前方に、信号源としてアンテナアナライザー(AA-600)を設置します。
 AA-600のコネクタには何も接続しません。
 比較対象アンテナで受信した信号をTR-851のFMモードで受信して、Sメータの値を記録します。
 周波数は、432MHzとします。

■結果






Sメータでの振れの大きさの順番と、シミュレーションでのフロントゲインの大きさの順番が同じになりました。

AA-600を使うことでアンテナゲインの相対比較が可能になることがわかりました。今回はAA-600に何も接続しませんでしたが、測定の安定度を考えると2エレ程度のアンテナを接続したほうがよいでしょう。

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