アンテナのメンテナンス

2017年11月4日記載

■はじめに
2種類のアンテナのメンテナンスを行います。
1.2本のGTV70-11w(JH1CUW所有)のDE部のL型アングルの交換。
2.K1FO-13(JH1CUW所有のJK1NIT氏のキット品)の給電部のUバラン芯線とマッチングバーとのハンダはずれ修理。

■測定
1.GTV70-11w


L型アングル交換後、VSWR測定を行いました。

【アンテナ A】


【アンテナ B】


ほぼ新品時のVSWR特性に戻りました。2本の特性もほぼそろっているので問題ありません。

2.K1FO-13


ハンダ付け修理後、VSWR測定を行いました。

【アンテナ LEFT】


【アンテナ RIGHT】


共振周波数は430.5MHz付近です。新品時にはSSB帯用にチューニングされていた思うので問題ないでしょう。また2本の特性もほぼそろっています。

2017年11月5日追記

■おまけ
GTV70-11wとK1FO-13の受信性能を比較してみました。

近くの公園に移動します。


左奥がGTV70-11w、右手前がK1FO-13です。


半透明の箱に入れたリレー(CX-520D)で2種類のアンテナを手元で切り替えてSメータの振れ量を比較します。


結果、設計上のフロントゲインについてはGTV70-11wがわずかに高いので結果もその通りになることが多かったのですが、受信局によっては逆転する場合がありました。これは山岳反射が多い地形のため比較した2本のアンテナのビームパターンの違いによって引き起こされたためかもしれません。


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