430MHz/K1FO/K1FO-8 with bent DE |
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2016年12月14日記載 ■はじめに K1FOタイプの8エレメント八木のダイポール部を「bent DE」化することで、50オーム直接給電が可能になるのかを検討します。 ■目標 430-434MHz VSWR < 1.1 430-440MHz VSWR < 1.5 ■設計データ 実際に製作してシミュレーション通りの結果が得られた場合に公開します。 ■結果 以下にMMANAによるシミュレーションでの検討結果を示します。 【430MHz】 【432MHz】 【434MHz】 指向性パターンについては、ストレートダイポールの場合と今回の検討結果では傾向が異なる結果となりました。 【VSWRの周波数特性】 VSWRの目標値を満足する結果となりました。 ■考察 ダイポール形式の違いによる指向性パターンの変化を比較します。 赤:「bent DE」 青:ストレートダイポール 1stサイドローブとリアローブの傾向が異なります。22エレや10エレでは大きな違いはなかったのですが今回は違います。アンテナ雑音の観点では、今回の情報だけではどちらがよいのかは判断できません。 個人的な想像ですが、指向性パターンは、各エレメント同士の結びつきで決まるものなので、エレメント数が少なくなるほどダイポールの形状変化の影響が大きく見えてくるのかもしれません。 2016年12月25日追記 ■製作 DEはアルミ平板。DE以外は4mm径のアルミ丸棒です。エレメントの固定方法、マッチングセクションの構造もこれまでに何本も製作して実績のある方式にしました。 ■測定 DEの折り曲げ量でVSWRの微調整を行いました。 【VSWRの周波数特性】 2018年4月18日記載。 【リターンロス】 シミュレーションと実測の比較 シミュレーションに非常に近い特性になりました。 |
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