430MHz/DG7YBN/YBN2-2w scaled to 70cm Part 2 |
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2016年1月20日記載 ■はじめに 先日製作した、430MHz/DG7YBN/YBN2-2w scaled to 70cm に対して、共振周波数でのリターンロスを-30dB以下にすることを目標に、DG7YBN局からのメールによるアドバイスに従い、ラジエータを構成するダイポール部の形状を変更します。 ■変更点 ラジエータのダイポール部の形状 【変更前】 直径3mmのCu製の丸棒 【変更後】 厚さ2mm、幅10mmのアルミ製の平板 ■設計データ 【シミュレーションモデルの定義ファイル】 変更内容に従ってシミュレーションデータを定義します。 【指向性パターンの周波数特性】 【VSWRの周波数特性】 ■製作 エレメントの切り出し寸法 No.1 RE 340mm 1本 No.2 DE 152mm 2本 ※調整後の長さ ■測定 参考データとして、室内で測定した結果を示します。 【VSWR】 【リターンロス】 429MHzから434MHzの範囲で-30dBを確保できました。 ■まとめ 後日、屋外で測定しますが、素性としてはよい気がします。もう少し確認実験をしてから、これまで製作した八木アンテナに展開したいと思います。 2016年1月30日記載 ■はじめに いつもの公園で測定したところ、VSWRが高めでした。そこで今回は、屋外で実績のある7エレと同じラジエータの取り付け構造で作り直すことにしました。 ■変更点 ・ラジエータの取り付け構造 ・ラジエータの取り付け構造の変更に伴うラジエータ長の調整 ■製作 エレメントの位置と長さ 位置[mm] 長さ[mm] 材料など RE 0 340 直径3mmのアルミ丸棒 DE 137 154*2 厚さ2mm、幅10mmのアルミ平板。 ■測定 いつもの公園で測定しました。 【VSWR】 【リターンロス】 共振周波数は、433.5MHz。432MHzから435.5MHzの範囲で、-30dB以下です。 2016年2月2日記載 【VSWR シミュレーション vs 実測】 共振周波数はシミュレーションと比べて1MHz高くなっていますが傾向はほぼ同じです。わずかにラジエータが短かったかもしれません。 ■まとめ 共振周波数でのリターンロスを-30dB以下を達成することができました。 |
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