1200MHz/DG7YBN/YBN70-5m scaled to 23cm

2015年11月13日記載(2015年11月14日修正)

■はじめに
430MHz用5エレ八木の、1200MHz化の検討を行います。
なお、本アンテナの試作にあたり個人的な技術研究の利用目的で以下の資料を参考にさせていただきました。

 参考資料
  「DG7YBN - Low Noise Yagis」 http://dg7ybn.de/
  「八木アンテナを作ろう」 CQ出版社 玉置晴朗著

■設計データ
エレメントの太さは、工作容易性と強度を考慮し、直径3mmで変更しないことにします。
エレメントの位置と長さは、まずは430MHz用5エレ八木の定義ファイルを1200MHz用へスケールダウンし、目標中心周波数でSWRが最小になるようにカットアンドトライにて長さを調整します。

最終的な定義ファイル
シミュレーションにはMMANAを使用します。


【指向性パターンの周波数特性】
インピーダンス(R、jX)、ゲイン(Ga)、F/B、が比較的ブロードに変化しています。


SWR特性はブロードですが、波長が短い分430MHz以上に高い工作精度が必要になります。ゲインやF/Bが犠牲になっても、SWR(インピーダンス)特性がもう少しブロードなデザインをベースにしたほうがよい気がします。



TOPに戻る