七倉岳、北葛岳、蓮華岳、針ノ木岳 | ||||||||||
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今週は北アルプス。晴れマークが並んでいるので展望のよい山へ行きたい。ただし考えることはみんな一緒、山小屋での快眠は期待できないだろう。というわけで、北アルプスでもちょっとだけマイナーなルートで、かつ縦走する方向にも考慮し混雑を避けることにした。 7/25、縦走初日は七倉からスタート。登山届けを提出しトンネル入り口にある登山口から入山。 |
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最初から急登であることは想定内ではあったがやっぱりきつい。こんな調子では小屋に着くまでにバテてしまいそうだ。 |
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「2/10」、標高で140m上がるごとに分子の数字がふえていくしくみ。今後この数字を気にしながら登ることになる。 |
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岩小屋手前で船窪小屋の「おかあさん」に遭遇。用事があるので下山するとのこと。「小屋には若いものがいるから大丈夫だよ」。ゆっくりだがしっかりとした足取りで下っていった。 |
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あぁ、唐沢岳をつまみにビールが飲みたい。 |
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ここからが鼻突八丁の急坂。はしごの連続だ。 |
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鼻突八丁を登り終えて平坦な道を歩いてゆくと天狗の庭。高瀬ダム方面が目の前。 |
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天狗の庭から再び登り。お花畑を通過すると小屋はもうすぐ。 |
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船窪小屋に到着。まもなく小屋の入口に取り付けられた到着を知らせる鐘の音が響いた。ベンチに腰掛けていると、まもなく従業員の方が温かいほうじ茶を持ってきてくれた。温かい飲み物が不思議と体にしみる。うれしいおもてなしに疲れも吹っ飛んだ。 |
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小屋前のテーブルで昼食を食べ、のんびり展望を楽しむ。至福のときである。 |
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水は小屋で購入できるが、散策を兼ねて水汲みに向かう。小屋から離れたところにあるテント場のすぐ下にあるとのこと。 |
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ザレた急斜面をロープを伝って慎重に汲み場まで向かう。付近の看板には夜は危険と書いてあったが確かに危険だ。 |
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水を汲んで帰りに七倉岳に立ち寄る。少し雲がかかっていて展望は十分とはいえないが、明日に期待しよう。 |
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7/26、晴天の中、船窪小屋の従業員の方に見送られて七倉山へ出発。 |
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七倉岳山頂。昨日よりも周りの山々が良く見える感じだ。これから針ノ木小屋まで続く稜線はアップダウンが多くつらそうだな。 |
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さあ、がんばって進もう。 |
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やせ尾根のアップダウンを繰り返して七倉乗越へ向かう。 |
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七倉乗越から北葛岳へ。 |
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北葛岳山頂。静かな山頂だ。 |
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北葛岳から北葛乗越を越えて蓮華岳へ向かう。ガレ場の急登はクサリや手がかりがあるので問題ない。逆に下りで通過する場合には注意したほうが良いかも。 |
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岩場を抜けると蓮華岳は目の前。ここからコマクサの群生がすばらしい。 |
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蓮華岳到着。展望については言うまでもない。 |
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蓮華岳から針ノ木小屋のある針ノ木峠へ下山する。 |
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最後の急斜面を下ったら針ノ木小屋。お疲れ様、思ったより長かったね。 |
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針ノ木小屋で受付を済ませたら、サブザックで針ノ木岳へ。 |
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ふみかさんは途中リタイヤ。ロングコースを歩いた後なので仕方がない。大丈夫、明日も登るから。 |
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針ノ木岳山頂。ここはまさに北アルプスの展望台だね。 |
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黒部湖越しに見える立山三山連峰は迫力がある。 |
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7/27、体力が回復したふみかさんと再び針ノ木岳へ。 |
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昨日に引き続き針ノ木岳登頂。相変わらず展望がすばらしい。今度、立山から薬師岳へ続く稜線を歩きたいな。 |
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去年、悪天候のため途中敗退したスバリ岳方面の稜線にリベンジを誓う。 |
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後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にする。青空には一筋の飛行機雲。ライチョウさんも空を見上げている。「ぼくも飛行機みたいに空高く飛びたいな」。 |
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針ノ木峠に戻って、コーヒーと紅茶を飲みながら休憩。今日はほぼ下り一辺倒、がんばって下山しよう。 |
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九十九折の道から沢沿いの道、そして雪渓へ。見通しが悪い場合でも、こいのぼりの目印を目指して進めば大丈夫。 |
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雪渓から夏道へ乗り、大沢小屋へ。 |
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小屋から扇沢の登山口まで意外と長い。 |
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舗装路を何度か横切って、扇沢の針ノ木岳登山口へ帰還。時間は14時前、だいたい予定通りかな。 扇沢でタクシーに乗り、車の回収のため七倉へ向かった。 |
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3日間とも天気に恵まれ、山小屋の混雑もなく、コースも変化に富んでいて、お花も多くて、大成功の山旅でした。 |
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GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用 軌跡は7/25-26のみ。スマホでログ取得。 |
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標高グラフ ※カシミール3D使用 |
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7/25分 7/26分 |
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