小楢山 | ||||||||||
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2/14-15、日本の東の海上を進んだ低気圧の影響で甲府盆地では1mを超える積雪を記録した。この大雪で自宅のカーポートは倒壊、幸い車は事前に庭に出しておいたので被害はなく助かった。この大雪による県内各地の被害は甚大で当面は登山を自粛する、というか自粛せざるを得ない状況であった。あれから約1ヶ月、庭に積み上げられた雪もやっとなくなり春の陽気が戻ってきた。というわけで、そろそろ始動することにした。さて今回の場所は小楢山。標高は1700m以上あるが、車で高度を稼ぐことができるため標高差が少ないことと、昨年同じコースを歩いていることから雪がたっぷり残っていても迷わずたどり着ける確率が高いという2点からの選択である。 アプローチは琴川ダムから。焼山峠までは例年冬季閉鎖のため通行できないのでダムから峠までは歩く。心配された雪はトンネルを抜けたあたりから峠まで重機のキャタピラによりる圧雪がなされており、苦労せず到着。 |
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さていよいよ登山開始。あったらいいな、と思っていたトレースは皆無。動物の足跡はちらほら見受けられるが人の足跡は見当たらない。本日は気温が高く雪が緩むだろうから登りで難儀するかもしれないことを覚悟して出発。 |
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午前中とはいえ雪が緩んで足が沈む。雪が締まっているとろこを選びつつ進むが踏み抜くことが多い。標識も半分は雪の下、積雪もだいぶ多いことがわかる。 |
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アップダウンを何度か繰り返しながら標高を稼ぐ。風が強く当たる場所では雪が締まって歩きやすい。雪山独占気分を味わいながら歩を進める。 |
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急な登りをキックステップでジグザグに登りきると山頂まではほぼ平坦な雪原。当然夏道は見えないので方向だけはを見誤らないように進む。目の前が開けてくるとそこが山頂。 雲がなく山頂からの展望はすばらしい。遠方がちょっとかすんでいるが春先という時期では仕方がないだろう。山頂から南側の登山口方面のルートにはたくさんの足跡があった。新しいので昨日あたりパーティーでつけられたものだろう。山頂のあずま屋で昼食とした。 |
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登りで難儀したトレースを忠実にたどって下山。登りのときよりも雪が緩んで踏み抜きの回数は多くなった。久々の登山と緩い雪のおかげだろうか足がつりそうだ。 |
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峠からダムまでの道路上の雪は、行きのときに比べてずいぶんとけていた。これから暖かくなるに従い急速に雪解けが進むだろう。 |
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ダムの駐車場まで無事に帰還。こりゃ筋肉痛になりそうだ。 |
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GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用 |
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標高グラフ ※カシミール3D使用 |
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