笠取山、ヤブ沢ノ頭

データ 笠取山/山梨県・埼玉県・1953m
ヤブ沢ノ頭/山梨県・1802m
登山日 2013年6月8日 曇り時々晴れ
アプローチ 国道411号=市ノ瀬方面へ=作場平P付近の駐車余地
歩行ルート 作場平登山口(9:54)-ヤブ沢峠(11:07)-ヤブ沢ノ頭(11:26)-笠取小屋(11:30)-小さな分水嶺(11:51)-笠取山(12:25)-笠取山鞍部で昼食-水神社(13:48〜14:02)-最初の一滴(14:08)-小さな分水嶺-笠取小屋-作場平登山口(16:08)
メンバー ねーさん、ひろさん

梅雨入り宣言がなされてからまとまった雨が降っていない。山に出かける週末くらいは晴れてほしいが、やはり降るべきときに降らないと農作物や飲料水などに影響があるのでそれはそれで心配だ。
さて今回の山は笠取山。水源の山ということで雨が気になるこの時期にぴったり?だ。またねーさんとひろさんに富士山の展望が期待できる山以外の、いわゆるしっとりとした山梨の奥秩父の雰囲気も味わってもらいたいという意図もあり、笠取山を選定することにした。

当日の朝、いつものようにねーさんとひろさんをJR東山梨駅に迎えにいき、そのまま国道411号を柳沢峠方面へ向かう。盆地内は日差しも感じられ雨の心配はなさそうだが、登山口である作場平に近づくに従い日差しがなくなりガスに包まれたような曇り空へと変化していった。作場平周辺の駐車場はすでに満車状態、かろうじて路側のスペースに車を止めることができた。それにしても笠取山ってこんなにメジャー級の山だったかな。
作場平登山口から登山開始、沢の水音とカエルの大合唱を聞きながらのスタート。広い登山道は歩きやすく森林の整備が行き届いている。
 
 

標高をあげていくと時折日差しも感じられるようになってきた。この時期のブナやミズナラにを通した日差しはやわらかく気持ちが良い。登山道周辺のササもきれいに刈り取られており、管理している人の気持ちが伝わってくる。
 
 

登り始めて1時間15分あまりでヤブ沢峠に到着。ここは斉木林道との合流点であり、笠取小屋までは車が通れるほどの道が続いている。峠のベンチでは3人組の仲良しグループがおしゃべりをしながら早くも食事を広げていた。もう11時を回っているのでお腹がすくのもうなづける。
 

ヤブ沢峠で小休止の後、食事中の3人組に挨拶をして先へと進む。さてお次は笠取小屋の西に位置するヤブ沢ノ頭だ。同行者には笠取小屋で合流することを伝えて別行動で向かうことに。まず左斜面の登れそうなところを探し適当にあがる。GPSで座標を確認しながら背の低いササ藪を登ると、背丈ほどのササ藪の中に踏み跡を発見、それを伝ってわずかに進むとヤブ沢ノ頭の三角点があった。三角点の場所のみササの刈り払いがなされてはいるが基本的にササに囲まれた場所であり展望は皆無である。
ここからササ藪を東へ向かって進むと笠取小屋のテント場へ抜けることができた。もしヤブ沢ノ頭に行くのであれば、テント場の奥から踏み跡を伝って登るのが良いだろう。
 
 

ねーさんとひろさんが待つ笠取小屋で小休止。相変わらず立派な山小屋だ。帰宅後10年前の小屋の写真を見直してみたが小屋の外観などはほとんど変わっていなかった。バイオトイレ完備で小屋周辺も整備されているので、初心者も安心して登山を楽しむことができるだろう。おそらく小屋の管理がしっかりできるのも斉木林道を使って笠取小屋の車があがってこられるからだろう。
 

笠取小屋を後にして最終目的地の笠取山へ向かう。木道を抜けるとあたりに木々がなくなり見晴らしが一気によくなった。雁坂嶺などの山々がはっきり見えるようになるとまもなく小さな分水嶺に到着だ。
 
 

小さな分水嶺を後にして一旦鞍部へ下ったところから、いよいよ急な最後の登りが始まる、時折後ろを振り返りつつ立ち止まって息を整える。
 
 

山梨百名山の標柱へ到着。距離は短いが意外ときつかった。この最後の登りまでが楽な道だっただけにそう感じたのかもしれない。山梨百名山の標柱周辺は比較的広いので、すでに大勢の登山者が休憩をしていた。でも本当の山頂はさらに先なので岩場をさらに先へ進む。途中には予想通り石楠花が咲いていた。やはり奥秩父には石楠花が似合うな。
狭い山頂に到着。曇り空のため最高の景色とまではいかないが近場の山々の姿は確認できた。
山頂を後にして来た道を戻る。山梨百名山標柱まで戻ると雨が降り出してきた。雨具をきて鞍部まで一気に戻り昼食とした。
 
 

昼食を終えるころになると天気は一転、雲の間から日差しがさしこんできた。天気しだいでは見送ろうかと思っていた水干神社へ予定通り行くことにした。
水干神社を見学し、多摩川の最初の一滴といわれる場所へ行くことにした。神社からわずかに下ったところにある水場からは、砂の間から水が湧きだしていた。水の大切さをあらためて認識する場所だといえる。
 
 

下山は登りと同じルート。笠取小屋では大所帯のグループが鍋を囲んで談笑していた。沢沿いの道まで下山してくるとカエルの合唱が聞こえてきた。良く見ると木橋の下にオタマジャクシが大量に泳いでいた。これではカエルの大合唱になるのもうなづけるな。
午後4時すぎ、作場平の登山口へ帰還。満車だった駐車場の車はほとんどいなくなっていた。
 
 

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用

標高グラフ ※カシミール3D使用

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