立場岳

データ 立場岳/長野県・2370m
登山日 2013年6月1日 晴れ時々曇り
アプローチ 中央道甲府昭和IC=小淵沢IC=舟山十字路=林道分岐
歩行ルート 林道分岐(9:38)-車両進入禁止ゲート(9:44)-立場川堰堤上流徒渉(10:04)-旭小屋寄り道(10:12)-立場岳(11:20)-青ナギ(11:35〜11:56)-立場岳(12:08)-立場川堰堤上流徒渉(12:54)-車両進入禁止ゲート(13:12)-林道分岐(13:24)
メンバー 単独

5/29、気象庁より関東甲信地方が梅雨入りしたと見られる発表がなされた。週末に外で遊ぶ機会が多い人間にとってはいやな季節の到来だ。しかし新緑が鮮やかになるのもこの季節であり、視点をかえるとそれほど悪いものでもない。
朝起きると青空。前日までは今週は山に行かずのんびりしようかと思っていたが、方針変更。優柔不断や思い付きの行動はいつものこと、やっぱり山に出かけることにした。場所は、八ヶ岳の西にある立場岳、八ヶ岳周辺の未踏のピークの中で簡単に行けること、かつそこそこ標高があり少し足を伸ばせば展望が期待できそうなことから機会があったら登ろうと思っていた山である。ルートだが、舟山十字路付近からスタートし、阿弥陀岳南稜の主尾根を伝っていくことにした。

舟山十字路ゲートまでやってきた。ゲート前の駐車スペースにとめて林道を東ににまっすぐ歩くルートもあるようだが今回は立場川の南岸からのルートで登ろうと考え、ゲート手前を右に曲がり林道を500mくらい下った場所に車をとめた。車を止めたところは分岐となっており、東に向かって林道は伸びている。林道をさらに車で入ろうかと思ったが車が止められなかったら困るので分岐から歩くことにした。
林道を歩くとまもなく駐車余地となり、すでに数台が駐車していた。林道を横切るように流れる2個所の小さな川を飛び石で渡りさらに進むと鎖のかかったゲートとなった。ゲートの先まで林道は続いているが関係者以外は車両での立ち入りは禁止のようだ。ゲートを過ぎてあたりの看板をみると、周辺は茸山として売却を視野に入れて管理されているようである。
 
 
 

さて、林道を進んでいくわけではあるが、主尾根に乗るためには川の向こう岸(こちらは南岸なので北岸)に渡る必要がある。左手に川に下りられそうな場所がないかと注意しながら歩いていくと、大きな堰堤の先に川岸に下りられそうな場所を見つけた。山の中とは思えないほど広々とした川岸から、渡れそうな場所を見つけ、飛び石で北岸へ。
 

北岸に渡り木々を抜けるとロープで仕切られた道が現れた。その道を東に向かうとまもなく左手上部に建物が見えたので、斜面を登る。小屋には旭山荘と書かれているが人の気配はなかった。さて肝心の主尾根の取り付きだが、旭山荘から西へ向かいぬかるんだ場所の先に発見できた。正直取り付きが見つけられるかどうか不安であったが、意外とすんなり見つかった。
 

主尾根までは崩れやすいザレ場。主尾根に入ると石楠花と針葉樹の森の中を歩くことになる。道は登り一辺倒ではあるが道も明瞭で危険個所はない。標高を増すと針葉樹林が深くなってきた。
 

歩き始めから1時間40分、立場岳の山頂に到着。アップダウンや斜度の変化がほとんどなかったため以外と疲れを感じない。木にぶら下がる標識には2248mとあるが正しくは2370mだろう。若干曇ってはいるが今のところ雨の心配はなさそうなので青ナギまで進むことにした。
 

立場岳からわずかな時間で、斜面が大きく崩れた青ナギに到着、八ヶ岳の西側を構成する山々が一望できる。阿弥陀岳には雲がかかっているが岩稜の様子は認識できる。本日の最終到達地点はここまでとし昼食にした。、
 

青ナギでの昼食を終え、阿弥陀岳にかかる雲がなくなる機会をうかがっていたが一向になくなる気配がない。天気もなんとなく悪くなってきそうな雰囲気なのであきらめて下山。
 

主尾根から堰堤までは時間短縮で木々の中を最短距離で進み堰堤まできた。時間はまだ13時前、思ったより天気の崩れる心配もなさそうだ。ちょっと物足りないがたまには早く帰ろう。
 
 
 

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用

標高グラフ ※カシミール3D使用

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