甘利山、千頭星山、大西峰山、奥甘利山

データ 甘利山/山梨県・1740m
千頭星山/山梨県・2139m
大西峰山/山梨県・2066m
奥甘利山/山梨県・1843m
登山日 2013年5月26日 晴れ時々雨
アプローチ 甲府盆地=甘利山駐車場
歩行ルート 甘利山駐車場(10:11)-甘利山(10:31)-奥甘利山分岐(10:54)-御所山分岐(11:30)-千頭星山(11:54〜12:39)-御所山分岐(13:00)-大西峰(13:06)-御所山分岐(13:15)-奥甘利山分岐(13:38)-奥甘利山(13:39)-奥甘利山分岐(13:42)-甘利山(14:04)-甘利山駐車場(14:15)
メンバー ねーさん

当初は乾徳山に登る計画ではあったが、前日の天気予報ではあまりすっきりしない模様。ちょっとした鎖場もあり天候が良いときにいきたい気持ちと、さらにねーさん以外のメンバーも楽しみにしていた山であったことから今回は他の山にすることにし、当日の天気と気分で決めることにした。
当日の朝、思ったほど天気が悪い雰囲気ではなく青空ものぞいている。とはいえこういう日ほど天候の急変も考えられることからお手軽な山にすることにした。とはいえ低山では面白くないので車でそこそこの標高まで登ることができる山となると思いつくのは甘利山だ。その昔、アマチュア無線の移動運用で北狙いのポイントとしてよく行ったものだが最近はご無沙汰なので、様子見を兼ねて出向くことにした。天候の心配がなければササ原歩きを楽しみながら千頭星山まで行くことにしよう。

ねーさんをJR東山梨駅に迎えに行き途中コンビニで買い物をして甘利山の駐車場へ。ツツジの季節にはまだ早いので観光客も少なく駐車スペースに苦労することはなかった。早速準備をして甘利山へ出発。
 

遊歩道を伝ってあっという間に甘利山へ到着。広い山頂からは最終目的地である千頭星山もはっきり見える。背の低いササ原の山頂からは展望がすばらしい。天気も大丈夫そうなので予定通り千頭星山まで行くことにしよう。
 

登山道入り口の花のパンフレットで、花の名前をしっかり頭に叩き込んだはずだが、いざ花を前にしても思い出せない。
徐々に登りがきつくなってきた。下を向いて歩くと地面からの熱が顔や胸にあたり妙に暑苦しい。日光がササに反射しているのかもしれないな。それでも時折吹く冷たい風のおかげで気持ちよく歩くことができる。
 

奥甘利山の分岐、御所山分岐を通り過ぎ、大西峰山の横を通り過ぎると突然大粒の雨が降ってきた。まさかの雨具上下着用で気分はちょっとブルーに。でもきっとにわか雨に違いない。
 

千頭星山へ向かう気持ちの良いササ原に出たころににわか雨はやんだ。雨具を脱ごうかと思ったが、まだ油断できないのでそのまま歩くことに。ササ原からはわずかに富士山の裾野が見えた。快晴ならば申し分がない景色なのだが合格としよう。
 

ササ原の急登をわずかに登ると最終目的地の千頭星山に到着。すでに何人かのグループがお弁当を広げている。相変わらず展望は今ひとつではあるが、木々の隙間からは鳳凰三山を見ることができた。
 

千頭星山山頂で45分ほど過ごしたあと下山開始、登りのときに見えていた富士山は見えなくなっていた。ササ原が終わり、お次は大西峰山だ。御所山分岐から背丈ほどのササを掻き分けながら獣道を高みに向かって進む。GPSで座標を確認しながら一番高そうな位置を目指す。大西峰山の座標には1本の木が立っているがほかに山名を示す標識は何もない。とりあえずここを山頂とし、もとの登山道へもどった。
 

さああとは下るだけだ。右手には木々の間から先ほどまで滞在した千頭星山が見える。
 

次は奥甘利山だ。分岐から1分で山頂を示す標識の場所へ到着。小高い場所ではあるが全方位開けているわけでもなく特別に景色がよいとかではないので長居はせずもとの登山道へ戻った。
 

奥甘利山を過ぎるとまもなく、再び大粒の雨が降ってきた。せっかく片付けた雨具を再び見に着け一目散に下山した。
 

甘利山に戻っても雨gたやむ気配はない。駐車場目前で大きな雷音にびっくり。後続のひとは大丈夫かな、と心配しつつあわてて車に乗り込んだ。
 

甘利山駐車場から車で下山すると雨は上がっていた。どうやら山沿いのみのにわか雨だったようだ。
登山中雨に降られたとはいえ、全体を通してみるとまずまずの登山だったが、今思えば山梨県の東部富士五湖方面に登っていれば降られずに済んだかもしれないな。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用

標高グラフ ※カシミール3D使用

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