杓子山、鹿留山、楢尾山

データ 杓子山/山梨県・1598m
鹿留山/山梨県・1632m
楢尾山/山梨県・1252m
登山日 2013年5月18日 晴れ
アプローチ 甲府昭和IC=都留IC=国道139号=富士急行線寿駅=忍野八海方面=二十曲峠P
歩行ルート 二十曲峠P(10:29)-楢尾山分岐(11:23)-立ノ塚峠(11:54)-子ノ神分岐(13:05)-杓子山(13:32〜14:23)-子ノ神分岐(14:51)-鹿留山(14:58)-子ノ神分岐(15:08)-立ノ塚峠(15:53)-二十曲峠P(16:45)
メンバー ねーさん、好さん

今回は富士山の展望台のひとつである杓子山。当初は西桂の倉見山経由で北面より登る予定であったが、エアリアマップでは破線であること、ネットでの情報、好さんの経験を鑑みて難しいと判断、そこで歩行距離は距離は多少長めだが、アップダウンが少ない二十曲峠からのルートとした。

ねーさんと好さんの待ち合わせは富士急行線の寿駅。途中のコンビニで買い物をして二十曲峠へ。心配された天気であったが日が高くなるにつれて快晴へと向かい絶好の登山日和。
久しぶりに二十曲峠に来たがずいぶんと整備が進んでいた。天気がよいのでカメラマンが多く車が止められるか心配だったが特にカメラマンがいるわけではなく、観光客がスナップ写真を撮っているくらいであった。
道路に近い側のスペースに車をとめ準備をし、出発前に富士山をパチリ。
北に向かう登山道は歩きやすく、道端には多くの花が咲いている。植生はブナやミズナラなどの広葉樹が多く上から注ぐ光が新緑をより鮮やかにしている。
 
 

上りはじめて1時間足らずで楢尾山の分岐へ到着。以外にも軽トラックが通れるほどの幅で道が続いているような感じだ。「ちょっと寄り道したいんだけど」、と恐る恐る聞いてみるとあっさりOK。全体的に平坦やや下り気味の道を東に向かってあるいてゆく。道がなくなったころにGPSで位置を確認、すると目の前の高みが楢尾山のようだ。枯れ葉を踏みながらわずかに登ると奥のほうに三角点を発見。意外と簡単にみつかった。
 

楢尾山の分岐へもどり再び北進する。内野からのルートとの合流点である立ノ塚峠を通過しさらにどんどん進む。日差しは強いが風が涼しく気持ちが良い。
 

子ノ神分岐への最後の登りは岩の混じった急登りだ。鎖やロープにつかまりながら我慢して登ってゆく。木々が切れたところで振り返ると富士山が目の前に大きく見える。
 

杓子山と鹿留山との分岐である子ノ神へ到着。とりあえず最初に杓子山に行くことに。背の低い笹に囲まれた道を細かなアップダウンを繰り返しながら西へ向かって進んでゆく。途中にある岩場から望む富士山は絶景だ。
 
 

登山開始から3時間、めざす杓子山に到着。すでに2つのグループがお弁当を広げていた。いつものようにおにぎりとカップ麺で昼食とした。言うまでもないことだが富士山をはじめ下界の景色を一望できる。ここまで天気がよくなるとは正直予想外であった。
 
 

昼食後、もう少し景色の余韻を楽しみたいところではあったがまだ鹿留山が残っている。来た道を子ノ神まで戻り本日最後のピークを目指し進む。
鹿留山の山頂はブナやミズナラの広葉樹林の中にある。展望は杓子山に譲るが、巨木があったりなかなかよい雰囲気である。
 
 

鹿留山をあとにしたらもう下るだけ。岩交じりの急な下りに注意しつつどんどん下る。もうそろそろ飽きてきたな、というころに駐車場へ帰還。いやー、意外と長かった。
 

ねーさんと好さんを大月駅に送り届ける途中、西桂のクマガイソウの群生地を見に行くことに。
しかし残念ながらクマガイソウはすでに花の時期が終了し、花が茶色になっていた。

GPS軌跡表示  ※カシミール3D使用

標高グラフ ※カシミール3D使用

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