白谷ノ丸、黒岳、川胡桃沢ノ頭、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山、大蔵高丸 | ||||||||||
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GW後半2日目は小金沢山周辺。 天気は少し悪いかもという予報から、短時間で景色を楽しめる山ということで選んでみた。 ねーさんとヨロちゃんを石和で車に乗せて、国道20号を東へ向かう。日川渓谷に入り途中から焼山沢真木林道へ。アマチュア無線で移動運用を活発に行っていたころにはこの林道のお世話になったがここ何年も利用していない。今回久しぶりに通ってみると荒れたダート道の印象が強かった道がずいぶん平坦に整備され舗装も進んでいた。 道が思ったよりもよかったためか、あっという間に湯ノ沢峠の駐車場に到着した。すでに7〜8台が止まっていた。バイオトイレもできており、ずいぶん整備されたものだと関心。天気は晴れ、雨が降りそうだったら大蔵高丸のピストンだけにするつもりだったがとりあえず雨の心配はなさそうだ。当初の予定通り、稜線を北へ向けて出発。 |
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白い砂が印象的な山肌をぐいぐい登って行き、草原が見えたらまもなく最初のピークである白谷ノ丸に到着。展望をさえぎる木々がほとんどない山頂付近からの展望は抜群。いつまでも留まっていたい気持ちはあるが、本日の目的地は小金沢山、先を急ごう。 |
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白谷ノ丸から少し下ると、やまなしの森林100選「黒岳の広葉樹林」ということらしいきれいなブナ林。この時期まだ新緑は見えないが、初夏から秋に歩くと癒されるに違いない。黒岳に近づくに従い針葉樹林が多くなってきた。日陰にはうっすら雪が残っていた。さきほど大菩薩方面からの登山者とすれ違った際に、「昨夜雪がちらついた」と言っていたので、おそらく昨晩のものだろう。 |
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薄暗い針葉樹林の中に黒岳の山頂があった。展望はよくないので特に休憩を入れることなく進むことに。 |
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針葉樹林を抜け、登り返すと川胡桃沢ノ頭のピーク。やや広めの山頂の草原に腰をかけて大勢の登山者が休憩していた。写真を撮っていると陽気なおじさんが近づいてきた。聞くとツアーで大阪からきたとのこと。登山口に車が迎えに来る「車寅次郎」。とまあ、オヤジギャグ連発、舌?好調のようだ。 |
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大阪のおじちゃんの話はこれくらいにして進む。明るい笹原の鞍部は歩いていてとても気持ちが良い。進行方向には牛奥ノ雁ヶ腹摺山が見えてきた。 |
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂に到着。比較的明るい山頂である。 |
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最終目的地である小金沢山に到着。本日はじめての2000m峰である。昔登ったときには北側からでありそのときには天気があまりよくなかったので暗い印象があったが、今回は天気がよいためか思ったより明るい印象。とはいえ周りに木々があるため展望はといえば東側と歩いてきた南側に限られる。ここまで特に大休止を入れることなく歩き続けてきたのでさすがにお腹がすいた。さあ昼食にしよう。 |
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昼食を終え片づけをしているころになると、東の空に黒い雲が出てきた。そういえば登りの途中で南アルプスに笠雲がかかっていたときに、天気が崩れるかも、という雑談をしたことを思い出した。もう少しゆっくりしたいところだが下山しよう。湯ノ沢峠に戻るまで降らないでほしいな。 |
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雨の心配もあり軽快なペースで下ったので予定より早く湯ノ沢峠に戻ってきた。まだ元気が残っているのか、峠に到着するなりねーさんから「大蔵高丸も」という提案があった。ピストンすることにした。 気持ちの良い笹原を抜け目の前のピークを目指して登っていくとあっという間に山頂。山頂から北方面には先ほどあるいた白谷ノ丸が目の前に見える。もう雨が降り出しそうだ。急いで下りよう。 |
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湯ノ沢峠駐車場に到着するタイミングでポツリポツリと雨が降り出してきた、ぎりぎりセーフ。心配していた天気も持ちこたえてくれたおかげで、目的を100%達成することができ、大満足の一日であった。 |
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GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用 |
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標高グラフ ※カシミール3D使用 |
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