丸山、西穂独標

データ 丸山/長野県・岐阜県・2452m
西穂独標/長野県・岐阜県・2701m
登山日 2013年4月28-29日 晴れ
アプローチ 一宮御坂IC=松本IC=国道158号=新穂高ロープウエー
歩行ルート 4/28 新穂高ロープウエー-西穂山荘-丸山-西穂独標-丸山-西穂山荘
4/29 西穂山荘-丸山-西穂山荘-新穂高ロープウエー
メンバー タッキー、ねーさん、ひろさん、ヨロちゃん

GW前半の山は、比較的手軽に絶景が楽しめる山としてメディアに紹介されることが多い西穂エリアの丸山。比較的手軽というのは標高2000m超までロープウエーを利用してあがることができるからだ。実は2010年夏個人的には今回予定しているルートで西穂高岳に立っているが、この時期では雪がたっぷり残っているのでロープウエーを降りてから先はお手軽というわけにはいかない。夏山の気持ちで臨むと危険なので、同行のみなさんには防寒具とストック、6本歯アイゼンの準備お願いし臨むことにした。
当日朝、タッキーの家に迎えに行きその足で、ねーさん、ひろさん、ヨロちゃんのピックアップ場所である石和へ向かう。強風で荒れた昨日の天気とは打って変わって穏やかで快晴だ。朝5時に女性3名を乗せ、一宮御坂ICから中央道にのり、一路長野県方面へ。韮崎を過ぎたあたりから正面に八ヶ岳、左手には南アルプスが大きく見えるようになってくると自然とテンションが高くなってきた。甲斐駒にも登ったよね、とか八ヶ岳は全部登ったとかいや足りないぞ、とかまあ各自言いたい放題。休憩予定地の諏訪湖SAで軽い朝食をとり、松本ICで下りて国道を乗鞍方面へ向かう。途中のコンビニで本日の行動食を仕入れ、目的地である新穂高ロープウエー近くの駐車場へ。
安房トンネルを抜けると雪景色。下界は春なのにここは冬。昨日のライブカメラ映像では雪がちらついていたので、昨晩積もったのだろう。幸い道路は乾燥しているのでペースが落ちることなかった。
午前8時すぎ、新穂高ロープウエーの駐車場に到着。近くの駐車場に入れる気満々だったが交通整理の方に手前の洞門下の登山者無料駐車場に入れるように指示され従うことにした。まあ大した距離でもないのでまあいいか。
いよいよ新穂高ロープウエーで2000mの世界へ向かう。8kg以上の荷物は別料金(300円)。ロープウエーは途中で乗り換えがあるが速度が速いのであっという間に終点へ。登山開始前に展望台で絶景を堪能後、アイゼンを装着し西穂山荘に向けて早速登山開始。
 
 

登山道はトレースがしっかりしており迷うことはない。周りの雪の状態からすると昨日降ったのだろう。気温は高めなのでアイゼンの効きが今ひとつ。時折木の上から新雪が降ってきて驚いたりでもう気候は完全春山モード、着ている上着をどんどん脱がないと汗だくになりそうだ。
後半の急な登りを我慢して登ると西穂山荘が待っていた。急登と暑さと荷物の重さで意外と体力が消耗してしまった。
 
 

本日の宿はここ西穂山荘。久しぶりの小屋泊まりなので居住性と食事の心配はないのですごく気が楽だ。少し早いがチェックインして別館の10人部屋へ。最終的にはこの部屋に7人入ることになったのでスペース的には余裕があってよかった。
さて、お次は運び上げた食材で昼食に。今回はゴマ豆乳鍋と、いつになく?ヘルシーな感じに。野菜、きのこ、豆腐、白はんぺん、薄切り豚ロース、締めのラーメンと、具材的にはシンプルではあるがまあまあだったかな。

昼食を終え飲んだビールを蒸発させるため丸山方面に出かけることに。今日の天気であれば丸山だけでなく独標までいけるかも。
 
 

サブザックで必要最低限の荷物を持って丸山方面へ向かう。風も少なく暖かで気持ちが良い。概ね傾斜は緩やかでトレースに従って普通に歩くだけであっという間に丸山に到着する。さて、展望はというと、、、いまさら言うまでもないですね。
 
 

丸山まで思いのほか簡単に到達できてしまった。当初の予定ではここまでで目的達成ではあるが、天候と展望に後押しされ、「とりあえず行ける所まで行ってみよう」、という結論になった。
さて、丸山から先は多少斜面が急ではあるが難儀することはないが、登りが長いのでペース配分に注意し、途中短い休憩を挟みながらゆっくり登る。右手斜面の雪屁に注意しながらトレースから外れないように注意深く進んでゆく。
 

さて、いよいよ独標への最後の岩場だ。ストックとザックをデポし手足を使って登っていく。吹き溜まりに雪も乗っているが要所には鎖があるため特に危険はない。とはいえ登り慣れていないと腰が引けてバランスが悪くなるのでみなさんに励ましの声をかけながら時間をかけて全員無事独標へ登ることができた。

さて、展望は、、、言うまでもなく360度の大パノラマですね。
 
 
 

天候に恵まれ、いつまでも留まっていたい気持ちを振り切って丸山に下山しよう。登りで難儀した難関の岩場を後ろ向きでゆっくり慎重に下りてゆく。岩場を通り過ぎ、デポ地点まで戻ってくるとこわばった表情が緩んできた。ヨロちゃんから「もう、独標には二度と行かないから」の一言、よほど懲りたのかな、でもレベルは上がったと思うし、なにより展望を体験できたことで行ってよかったでしょ。
 

雪の上で楽しそうに?しりもちを着きながら丸山に戻ってきた。ここまでくれば山荘は目の前なので再び景色を記念撮影しながらのんびり過ごすことにした。
 

本日、独標まで行けたので予想以上の成果に大満足、その勢いで夕飯ではせっかく登山で汗になったビールを再び補給してしまった。これでは体重の上昇トレンドに歯止めがかからないぞ。
夕食後、夕日の観測のため外へ。真っ赤に染まる空を見ながら思いにふける(実はなにも考えていなかったが)
 
 

翌朝、朝食前に朝日を見に再び外へ。時間は5時前、さすがに寒い。東の空が明るくなってきたことを見届けて山荘へ戻ることに。山荘の朝食は5時半からなので時間切れなのであった。
 
 

部屋のチェックアウトは10時半、朝食後、元気な人だけで再び丸山へ。昨日よりも少し雲がかかっているようだが概ね晴れているが、独標方面は最高の天気というわけではなさそうだ。昨日独標に登っておいてよかったね。
 
 

さて丸山から戻り部屋の荷物を整理し、お茶とデザートで休憩後山荘をロープウエー乗り場に向け出発。途中木々の間からのぞく西穂方面をみるたびに、昨日の独標の景色を思い出すのであった。
 

ロープウエー乗り場まで戻ってきた。昨日発見できなかった三等三角点の石は駅入り口にあった。誰かが掘り出してくれたのかな。抹茶ソフトをほおばりながら展望台で景色を楽しんでロープウエーへ乗り込んだ。
 
 

ロープウエーを下りるとすっかり春の陽気。気温差はずいぶんあるに違いない。そんなことを感じながら駐車場まであるいていった。途中昼食でそばを食べ高速で甲府まで戻り、女性3名を甲府駅まで送迎し今回の山行はすべて終了。
 

今回は天候にも恵まれ、今後も滅多にないくらいの展望を体験することができました。
おしまい。

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