竜ヶ岳

◆データ
竜ヶ岳/山梨県南都留郡富士河口湖町・南巨摩郡身延町・静岡県富士宮市 1485m
◆登山日
2011年1月1日 晴れ
◆アプローチ
国道358号=国道139号=本栖湖キャンプ場
◆歩行ルート
本栖湖キャンプ場-登山道入口-東屋-分岐-竜ヶ岳-分岐-本栖湖畔-本栖湖キャンプ場
◆メンバー
中島氏

■日記
一昨年で10回を数えた竜ヶ岳元旦登山はひとつの節目をむかえ、昨年の元旦は気分転換の意味も兼ねて久しぶりに家でゆっくり過ごすことにしたわけだが、正月が終わってみるとなぜか気合が入らなかった。やっぱり正月は気合が必要なのかなと思いながら1年を過ごしたわけだが、そうかといって次の元旦の目標を掲げようにも焦点が定まらない。そんな感じで年末も迫る中、中島氏より、「竜ヶ岳に行きましょう」との声がかかったのをきっかけに、1年ぶりに行ってみるのも悪くないかなと思い、お誘いを受け入れることにした。

元旦朝3時、自宅を出発し中島氏宅へ向かう。途中コンビニで鍋焼きうどんとカップラーメン、おにぎりなどを買い込み登山口のある本栖湖畔へむかった。駐車場は広いのだが過去に比べて車の数が多い。今年は西日本と日本海側を中心に大荒れの空模様であり、晴れが期待できる関東周辺にマニアが集まったに違いない。

5時半ころ駐車場を出発、数日前に降った雪の影響で登山道はすべりやすいため、登りに差し掛かる前に早速軽アイゼンを装着することにした。アイゼンなしの登山者は登りで難儀している中、足元を気にせず先行者を追い抜きつつ歩を進める。あずまやのある石仏にさしかかるころあたりは明るくなってきた。東の空には雲がなく美しい初日の出への期待が高まってきた。さあ、休憩することなしに山頂を目指そう。

九十九折の登山道を黙々と登るといつもの広々とした山頂が見えてきた。時間は7時ころ、まだ30分以上時間がある。ビニールシートを敷いてお湯を沸かしコーヒーをのみながらゆっくりすることにした。

気温は駐車場が-5℃位だったのでここは-10℃くらいだろうか。コーヒーを入れた残り湯も凍ってしまったが日の出が近づくにつれ山頂にいる人々の数も増え、その熱気のためもあるのだろうか、あまり寒さは感じない。そろそろかな、と思った矢先に富士山頂より太陽が顔を出し始めた。と思ったらあっという間にあたりが明るくなりその瞬間は終わりを告げた。

というわけで、今年も富士浅間神社でいつもより長い1時間待ちの初詣を行い甲府へ帰宅した。

1年ぶりに満足のいく元旦を過ごすことができたわけだが、来年も登るのか、別のチャレンジになるのか、答えが出るのはやっぱり年末になりそうだ。

■写真
山頂で、その瞬間を待つ人々。


人を避けて笹藪へ。


出てきました。


あたりが明るくなり始めた。


あけましておめでとうございます。


雨ヶ岳方面。


南アルプス。


今年も大勢の人がここに集まった。


せっかくなので標柱を記念撮影。


今回の荷物。


いつの時代の人ですか。


下山開始。


本栖湖畔に向かって下山。


この景色と、このスタイルが、不思議と合っている。


本栖湖畔。

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