白沢天狗山 | ||||||||||
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北アルプスはそろそろ紅葉の季節だろうと予想し、北アルプスを見渡せる前衛の山ということで今回選んだのは白沢天狗山。この山は少し前までは残雪期に登る山として難易度が高かったが、昨年あたりに登山道ができたということなので安全に山頂を踏めるだろう。 登山口は爺ヶ岳スキー場のゲレンデ前。山頂方面は雲の中だ。下山までに降られなければよいが。 |
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ゲレンデ上部以降は標識のある登山道。道も明確なので迷うことはない。 |
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標高をあげていくと広葉樹林から針葉樹林へと植生が変化。壊れた足場やはしごを伝って進んで行くと展望が開けてきた。 |
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ナイフリッジを越えると山頂への核心部。山頂は目の前だが進行方向は垂直に落ちた壁であり下降は不可能。でもそんなはずはないよな。 |
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半分あきらめて少し戻ると、足元に垂らしたザイルを発見。先は不明だがザイルを伝って藪の中へもぐる。さらにへつるように進むと絶壁の鞍部に出た。 |
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鞍部を登り返すと目指す山頂へ到着。三角点周辺はきれいに刈り払いされており、爺ヶ岳など付近の主要ピークを望むことができる。木の枝にマイナーピークで時々見かけるKUMOの赤いリボン発見、手が届かない位置に下がっているので残雪期に登ったときのものだろう。 だれもいない、だれも来ない山頂を独り占め状態で昼食にした。 |
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道ができたばかりであまり知られていないためだろうか、ゲレンデが近づくころに一人の登山者に会っただけの静かな登山となった。 |
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おしまい。 |
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GPS軌跡表示 ※カシミール3D使用 |
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標高グラフ ※カシミール3D使用 |
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