横手山、鉢山、志賀山 |
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データ |
横手山/群馬県吾妻郡中之条町・長野県下高井郡山之内町・2307m
鉢山/群馬県吾妻郡中之条町・長野県下高井郡山之内町・2041m
志賀山/長野県下高井郡山之内町・2037m
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登山日 |
2008年10月13日 晴れ |
アプローチ |
甲府昭和IC=信州中野IC=志賀中野道路=国道292号=渋峠 |
歩行ルート |
渋峠-横手山-鉢山-四十八池-志賀山-帰りも同じルートで渋峠へ |
メンバー |
単独 |
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仕事の疲労で週末に山に出かける元気がなくなってしまった。そのせいか体重も増加傾向にあり、体が重くなってきた。
10月にもなり標高の高い場所では紅葉が始まっているようであり、今回は気分転換と運動不足解消のために、お手軽ハイキングにでも行ってみることにした。
今回の場所は志賀高原、標高もあり観光地に近いので、精神的にも肉体的にもリフレッシュするには丁度いいだろう。渋峠を基点にして志賀山までのピストンだとすると往路が下りで復路が登りになりちょっと変則的だが、まあいいだろう。 |
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渋峠駐車場出発(9:02)
観光シーズンでもあり渋峠の駐車場は混雑してるだろうなと思ったが余裕で駐車ができた。観光客のほとんどはリフトを使って次々と横手山へ向かっている。こちらは運動不足解消が目的なので歩くことにした。天気は快晴、朝の澄んだ空気が気持ちがいいな。 |
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横手山(9:23)
20分ほどで横手山の広い頂上へ到着。広すぎて三角点や標柱がどこにあるのか分からない。ネットで調査してくればよかったとも一瞬思ったが、まあどっちでもいいだろう。 |
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横手山から志賀山方面へ(9:25)
横手山から案内にしたがって志賀山方面に向かう。ところで案内には、「鉢山 100分 8km、志賀山 160分 10km」と書いてある。はて?なんか違和感があるな。きっと時間は片道、距離は往復だろうな。 |
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横手山から志賀山方面に下り始めるとあたりが開けてきた。空気が澄んでいるせいか遠方の山々まで良く見える。針葉樹が多いのか、紅葉真っ盛りという印象は少ないな。 |
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最初からこんなに下っちゃって帰りが気が重いな、と思いながらどんどん下っていくとゲレンデに合流。案内に従えばゲレンデ内をしばらくあるくことになりそうだ。雪のないゲレンデ歩きは単調で、特に傾斜が急な場所は気を使う。唯一の救いは正面にさえぎるものがないので、存分に景色を楽しみながら進むことができるという点だろうか。
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ゲレンデをしばらく歩いたら今度は右側の樹林帯へ入っていく。このあたりの植生はシラビソなどの針葉樹林とササが中心であり、紅葉散策という雰囲気ではないのがちょっと残念かな。 |
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なんだかいにしえの鉄看板を発見。昭和?年代によく見かけた例の金属プレートの広告看板を彷彿させる。これを見て思わず懐かしくて写真に収めてしまうあたりが、年をとったんだなぁとあらためて感じる瞬間である。
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草津峠(10:07)
滑りやすい登山道で何度かコケそうになりながら草津峠までやってきた。ここから南西方面にも道が伸びているが結局は国道299号とぶつかるのだろう。
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草津峠から先はササの多い緩やかな登りだ。目の前のなだらかなピークあたりが鉢山だろうか。若干ではあるが赤く紅葉した木がササの間から伸びている。 |
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鉢山山頂(10:36)
緩やかな登りが一段落するとそこは鉢山山頂だ。とはいっても標柱がなければ山頂というよりも登山道の途中のピークという感じだ。休憩なしで歩いてきたのでザックをおろし水分補給をすることにした。 |
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赤石山方面分岐(10:39)
鉢山をすぎるとまもなく赤石山方面の分岐だ。右に進むと赤石山に行けるようだがここからだいぶ距離があるのでちょっと浮気でもというわけにはいかない。ここは次回のお楽しみということにしよう。 |
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四十八池(10:51)
誰にも行き会わないし静かなルートだなと思っていたら前方から人の声が聞こえるようになってきた。なるほどこれが四十八池なのか。あたりには登山者というよりも観光客スタイルの人も多く見受けられる。 |
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湿原の中に点在する池の向こうには目指す志賀山方面が見える。人が多くのんびりする気分にもならないので木道をどんどん進んで行くことにした。 |
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鳥居(10:58)
志賀山へは鳥居をくぐって登っていくらしい。下山してくる人の格好や年齢はさまざまで、観光スタイルもあればハイキング装備の人もおり、子供もいればお年寄りもいる。 |
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ザレた急な道を登るとあたりが開けて道もなだらかになってきた。意外とあっけなく到着しそうだ。 |
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志賀山山頂の祠(11:19)
とりあえず一番高いところまでやってきた。そこにはぽつんと祠があるだけだ。山頂であることを明記したものは特に見当たらない。うーん、まあいいや、ちょっとこの先の開けている場所で昼食にして写真でも撮ることにするか。
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祠の先のササ原からは絶景が広がっていた。コバルトブルーに輝く大沼池をはじめ色付いた周辺の山々が一望できた。いつまでもここにいたい気分であったが、これから横手山まで歩いて戻らねばならないのであまりゆっくりもしていられない。持ってきたおにぎりとパンを食べ終わって後ろ髪を引かれる思いであたりの景色を写真に収めて下山することにした。 |
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ゲレンデまで戻り(13:12)
四十八池を通り過ぎ赤石山分岐で小休止。そして鉢山を経てゲレンデまで戻ってきた。帰りが登りなのでさすがに疲れてきた。登山道ならまだしもまっすぐにゲレンデを登っていくのは結構しんどいぞ。
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再び横手山(13:42)
ゲレンデをすぎて再び登山道へ入るが、疲れてなかなかピッチが上がらない。ゲレンデ途中で登山者を追い越したが、その登山者に追いつかれそうだ。
見覚えのある建物が見えてくるとほっとした。
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横手山の展望台に登り景色を堪能。まわりのほとんどが観光客の中で、こちらは登山してきました、見たいな格好なのでちょっと恥ずかしい感じがする。 |
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渋峠へ帰還(14:14)
心地よい疲労に見舞われながら渋峠へ帰還。駐車場は朝と比べるとずいぶん混雑している。時間はまだ早いので、おみやげでも見ながらのんびり帰ろう。 |
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