竜ヶ岳

◆データ
竜ヶ岳/山梨県西八代郡上九一色村・南巨摩郡身延町・静岡県富士宮市 1485m
◆登山日
2006年1月1日 曇り
◆アプローチ
国道358号=国道139号=本栖湖キャンプ場
◆歩行ルート
本栖湖キャンプ場-登山道入口-東屋-分岐-竜ヶ岳-分岐-本栖湖畔-本栖湖キャンプ場
◆メンバー
単独

元旦のダイヤモンド富士を竜ヶ岳で見るようになってからもう7回目、一番最初の2000年元旦には、この石仏の東屋周辺は、竜ヶ岳の中腹にもかかわらずかなり多くの登山者でにぎわっていたが、年々少なくなり今回は数人のアマチュアカメラマンがいるのみ。もう珍しくないのか、天気がよくないので日の出が期待出来ないとの天気予報で登山をあきらめたのか。でも本栖湖キャンプ場の駐車場は大型バスも数台止まっていたのでツアー客はたぶん頂上に大勢いるのだろうな。さて、ここまでいい調子で登ってきたのといつもより気温が高めで下着はすでに汗でびしょびしょ、ダウンジャケットを脱ぐと一気に体が冷えてきたので発熱を促すために急いで山頂に向かった。


年末に降った雪が登山道に残っているが、アイゼンを装着するほどではない。踏み固められた雪の上を、団体客を縫うように追い越しながらいいペースで登る。

竜ヶ岳山頂に到着。見慣れた山頂には予想通り多くの登山者がそのときを待っていた。


空が明るくなってきたが富士山の頂上の向こう側にある雲のおかげで太陽の輪郭が見えない。みんな固唾をのんで富士山を見ているが、一向に雲はなくならない。


時間的にはもう太陽はだいぶ上まで昇ってしまったはずである。手は冷たくでシャッターを押すのが精一杯。これ以上見ていても空が明るくなるだけなのであきらめることにした。


富士山の反対側には雪を抱いた南アルプスが良く見えた。この時期南アルプスの稜線上はすごく寒いだろう。3000m級の冬山だけは登る気力が涌かない。


昨年同様湖畔までは近道ルートで下山する。昨年は膝までの新雪の中を下ったが今年は土が隠れる程度、でも油断は禁物。というわけで山頂でアイゼンを取り付け、小走りで一気に湖畔まで下りた。キャンプ場では恒例のなめこ汁サービスを行っていたので一杯いただいて大満足。帰りはいつもの富士浅間神社でお参りを済ませた後おみくじを引いたが、昨年よりランクダウンの?吉だった。

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