雨飾山

データ 雨飾山/新潟県糸魚川市・長野県北安曇郡小谷村・1963m
登山日 2005年10月6日 曇りのち雨
アプローチ 甲府昭和IC=豊科IC=国道148号=県道=雨飾キャンプ場登山道入り口
歩行ルート 登山道入り口-荒菅沢-笹平-雨飾山山頂
メンバー 単独

キャンプ場登山道入り口(8:40)

サラリーマンにとって大切な休日だというのに天気予報は雨マーク、少しでも天気が良さそうな場所へ、というわけで新潟の県境までやってきた。小谷村からキャンプ場前の登山口に向かうが、最後の右折手前ですでに縦列駐車ですれ違いもままならない状態。仕方なくかなり手前の路側帯に駐車し準備して登山口に向かうことにした。案の定駐車場はどこも一杯、しかも天気は曇りっていうか霧雨に近くガスがかかって遠くは良く見えない。登山道入り口には、小屋やトイレつき休憩舎があり思ったより整備は進んでいる。
泥だらけの登山道

登山道を入ってしばらくは木道を歩かされ、その後登りが急になった。昨夜雨が降ったのか登山道はぬかるんで田んぼを歩かされている気分だ。最初は気にしていたが登山靴もズボンのすそも泥だらけになってからは泥んこ遊びをする子供のようにわざとぬかるみを歩いて楽しんでしまった。
荒菅沢(9:47)

ぬかるんだ登山道を登っていくといきなり目の前が明るくなった。山肌の紅葉が美しい。ちょっとだけだが青空も見えたが、ほんの一瞬だけですぐに雲の中に。すぐ下には水場で休憩する多くの登山者が見えてきた。
荒菅沢〜笹平

いいペースで歩いてきたのでほとんど疲れなかったので、休憩することなく沢を通り過ぎる。ちょっと登ると見晴らしがよくなり、紅葉で色ずく山肌が良く見えるようになった。
大渋滞

のんびり歩く登山者を追い抜きながらどんどん高度を稼ぐ。この調子では意外と早く山頂に着くぞ、と思っていたらいきなり大渋滞。遠くを見れば笹平まで続いているようだ。原因は2ヶ所あるクサリ場とハシゴでのすれ違いのようだ。誰が決めたか、10人降りて10人登って...を延々と繰り返している。どう考えても山の規模の割に登山者が多すぎるようだ。登山口で見かけたトレイルランナー風のおじさんも最初は私の直ぐ後ろでかなりいらいらしていたが、この大渋滞に開き直ってしまったようだ。
笹平(11:26)

渋滞を抜けて傾斜が平らになったところが笹平。前代未聞の渋滞のおかげで荒菅沢からなんと1時間半近くかかってしまった。笹平付近はとてもなだらかで、晴れていたらきっと景色が良いのだろうな、と思いながら休憩せずに背丈よりやや低い木々の間の登山道を山頂方面に向かうことにした。
笹平〜山頂

笹平から西へ進みちょっと下ると立派な看板のある雨飾温泉分岐になり、最後の急な登りを再度渋滞の巻き込まれながら登り切ると山頂だ。
山頂(11:55)

あまり広くない細長い山頂は、登山者でほぼ一杯。しかもガスで景色は全く見えずにがっかり。とてものんびりする気分になれず、軽くパンをかじって水分を補給して下山することにした。
笹平から先では、期待通り?大渋滞に巻き込まれてしまい、さらに今にも泣き出しそうな曇天。というわけで荒菅沢を過ぎてからは他の登山者をごぼう抜きしながら下山、しかし登山口直前でついに雨にやられてしまった。

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