金時山、明神ヶ岳、火打石岳

◆データ
金時山/神奈川県南足柄市・足柄下郡箱根町・静岡県駿東郡小山町・1213m
明神ヶ岳/神奈川県南足柄市・足柄下郡箱根町・1169m
火打石岳/神奈川県南足柄市・足柄下郡箱根町・989m
◆登山日
2005年4月2日 曇り
◆アプローチ
甲府昭和IC=大月JCT=須走=国道138号=公時神社駐車場
◆歩行ルート
公時神社(10:31)-奥の院(10:39)-公時宿り石(10:44)-矢倉沢峠分岐-金時山(11:27)-矢倉沢峠分岐-矢倉沢峠(12:22)-明神ヶ岳(13:50)-火打石岳(14:44)-矢倉沢峠-仙石原-公時神社
◆メンバー
単独

金時山は、金太郎(坂田公時)が住んでいたという伝説に由来するとのこと。古い綴りでは公時山、山の先が尖っているので猪鼻山とも言うらしい。

出発は公時神社から。下のトイレ前の駐車場が満車だったので、すぐ上の神社前の駐車スペースに車を止めました。登山道は神社の右側から奥に向かって伸びています。林道が見えてくるまでしばらくヒノキ林の中を歩きます。


舗装された林道が見えてきました。たぶん入り口にゲートのあった神社の左手を巻くように伸びている道でしょう。道を横切って案内にしたがって山に向かって伸びる登山道に入っていきます。


足慣らしが終わるころ、正面にしめ縄のかかった大きな石が現れました。これが公時宿り石ですね。少し広くなっているので小休止にもよいでしょう。


薄暗い急な坂道を我慢して登ると矢倉沢峠分岐です。木々の切れ間からは箱根や芦ノ湖方面を望むことができます。右に下りこむと矢倉沢峠方面、そのまま登ると金時山までもうすぐです。


大きな石がごろごろしている気持ちの良い尾根道に出ると山頂はもうすぐです。危険そうな場所にはロープが張られているので安心して登ることが出来ます。


最後の急な登りをがんばると金時山です。山頂は思ったより広くて大きな岩がごろごろしています。登山者の数も多くにぎやかです。乙女峠方面からも大勢登ってきていました。


曇っていて富士山ははっきり見えませんでしたが、芦ノ湖方面はわずかに望むことができました。


山頂には二軒の茶屋がありましたが、金時茶屋のほうが人気らしいです。岩の上に腰掛けてコンビニのパンとおにぎりで昼食にしました。


金時山で少しのんびりして、登ってきた道を矢倉沢峠分岐まで戻りました。まだ日が高いので思い切って明神ヶ岳まで足をのばすことにしました。分岐を矢倉沢峠まで下ると、シャッターの閉まった茶屋がありました。さらに建物の裏手に向かって進みます。


気持ちの良いアップダウンを何度か繰り返しながら先を急ぎます。途中、人の背丈以上のササのトンネルがありました。


振り返るとはるか向こうに金時山に続く道を見ることが出来ました。


火打石岳方面との分岐を左へ進みます。明神ヶ岳までの最後の稜線に出ると北側が一気に開けました。電波反射板が見えてくるともうすぐ山頂です。


明神ヶ岳に到着しました。かなり広い山頂は意外と殺風景です。中央に方位盤、そして山頂を示す看板があるだけでした。展望はほぼ360度で、快晴ならば絶景でしょう。


明神ヶ岳からの帰り道、折角なので火打石岳に立ち寄りました。明神ヶ岳方面は木がないのでよく見えました。


矢倉沢峠まで戻ったら仙石原に下りる事にしました。舗装道路まで下りて国道沿いに神社の駐車場まであるいて戻りました。久しぶりに長い時間歩いたので意外と疲れました。


おしまい。

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