竜ヶ岳 |
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◆データ 竜ヶ岳/山梨県西八代郡上九一色村・南巨摩郡身延町・静岡県富士宮市 1485m ◆登山日 2005年1月1日 晴れ ◆アプローチ 国道358号=国道139号=本栖湖キャンプ場 ◆歩行ルート 本栖湖キャンプ場-登山道入口-東屋-分岐-竜ヶ岳-分岐-本栖湖畔-本栖湖キャンプ場 ◆メンバー 単独 |
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■日記 元旦にダイヤモンド富士を見るようになって今年で6年目、大晦日には甲府でも14cmの積雪を記録しました。当然富士五湖地方は20cm以上の積雪で、一度はやめようかなと思ったのですが、ここでやめたら今まで続けてきた5年間が無駄になるような気がしたので、気合を入れて出かけることにしました。 朝3時前、雪がやんでわずかに星がみえる空を見ながらバリバリに凍りついた国道358号線を精進湖に向かいました。元旦とはいってもさすがに例年よりも車の数は少なく、時々見かける程度でした。本栖湖キャンプ場まではいつもの2倍近い時間がかかりましたが無事到着しました。広い駐車場は一面の雪原状態、それでも到着した4時ころには車は30台くらいと観光バスが1台とまっていました。何度も来ているので、6時ころに出発すれば中腹の石仏で日の出が見えるかな、と思ってしばらく仮眠をとることにしました。 5時半すぎに準備をはじめ、6時前に駐車場を出発しました。この時間にはもうみんな出発してしまったようで、人影もまばらでした。ちょっとあせってキャンプ場内を早足で進みました。道は踏まれているので快適にあるくことが出来ました。林道をすぎてまもなく左へ鋭角に曲がるように登りが始まりました。雪は完全に踏まれており、アイゼンなしでもいつもの凍結した登りよりずっと快適に登ることができました。登りはじめてまもなく、あたりが明るくなってきたので休まずに中腹の石仏まで登りました。中腹の登山者数は例年よりも少ない感じでした。 思ったより早く中腹に着いたので、山頂まで登ることにしました。雪が笹原を隠しているためか、いつもと登山道の雰囲気が違いました。明るくなる空に背中を押されるように休まずにいいペースで一気に登りました。 日の出の5分前、7時40分ころに竜ヶ岳山頂に到着しました。ツアーバスのお客さんでしょうか、意外と多くの人が山頂にいました。カメラの準備をしているとまもなく、わずかに雲のかかる富士山頂から太陽が出てきました。完璧ではないですがまずまずのダイヤモンド富士といった感じでした。 まわりの山々を撮影後、8時前に下山をはじめました。山頂から来た道をすこし下ったところに左に本栖湖方面を示す標識がありました。登ってくるときには全くトレースがなかった道なのですが、今は先行者の足跡があるので楽に下りることができそうです。膝丈ほどの雪ですが軽いため比較的歩きやすく、足跡をはずしても意外と気持ちよく湖畔近くまであるくことができました。しかし湖畔に出てからが大変で、先行者の足跡は別の方向に向かっているため今度は自力でキャンプ場まで歩かなければなりませんでした。表面がわずかに固くしまった雪のラッセルに思った以上に体力を奪われましたが、なんとかキャンプ場が見えるところまでたどりつきました。キャンプ場では恒例のナメコ汁をご馳走になりました。 帰りに富士浅間神社に立ち寄りました。富士急行スケート部の人たちがおみくじを引いて盛り上がっていましたが、岡崎選手以外は名前も顔もわかりませんでした。 ■写真 竜ヶ岳山頂に到着直後の様子。 初日の出を待つ登山者。 間もなくお出まし。 あけましておめでとうございます。 積雪の中、登ってきて良かった。 南アルプス南部の山々。 南アルプス北部の山々。 八ヶ岳。 雨ヶ岳方面。 駿河湾方面。 分岐を本栖湖畔方面へ。 八ヶ岳から奥秩父方面。眼下には本栖湖。 途中のベンチで休憩。 駐車場から見た竜ヶ岳。 |
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