竜ヶ岳

◆データ
竜ヶ岳/山梨県西八代郡上九一色村・南巨摩郡身延町・静岡県富士宮市 1485m
◆登山日
2004年1月1日 晴れ
◆アプローチ
国道358号=国道139号=本栖湖キャンプ場
◆歩行ルート
本栖湖キャンプ場-登山道入口-竜ヶ岳-登山道入口-本栖湖キャンプ場
◆メンバー
野田氏

■日記
元旦の恒例行事となった竜ヶ岳ダイヤモンド富士観測。今年も出かけることにした。

自宅を4時過ぎに出発、同行の野田氏を乗せてコンビニで飲み物や鍋焼きうどんなどを買い込み国道358号線を精進湖経由で本栖湖を目指す。

5時過ぎに本栖湖キャンプ場に到着。いつもより到着時刻が早いにもかかわらず、すでに駐車場はかなり埋まっている。良く見ると例年よりも観光バスが多い。暗闇の中で準備を整え、5時30分に駐車場を出発し竜ヶ岳登山道へ向かう。

もう5回目ともなれば案内標識なしでも自然に足が向かう。気温は例年より高めなのか、いてつく寒さは感じられないが、防寒用に持参したテント泊フル装備が少し重く感じる。キャンプ場の松林を抜けるとまもなく竜ヶ岳登山道への登りにさしかかる。霜柱の上に硬く踏み固められた地面が乗っている感じでとても滑りやすい。

登りはじめて1時間、中腹の石仏に到着。石仏の周りは登山客で溢れ返っている。休憩後、山頂への九十九折の登山道をもくもくと登る。はじめて登ったときより登山道が踏まれているので登りやすい。

石仏から30分で広々とした竜ヶ岳山頂へ到着。石仏と同じく人で溢れ返っている。時刻は7時、ご来光の時間が7時40分くらいなのでまだ十分に時間はあるというのに、すでに山頂の東側には大勢の人がカメラを手に陣取っている。とりあえず奥のほうにテントを設営し、外で寒さで震えている登山者の様子をうかがいながら、あったかいコーヒーで暖を取ることにした。

7時40分、外で歓声が聞こえ始めた。早速カメラ片手にテントを飛び出し、初日の出の瞬間を数枚撮影。あっと言う間の出来事だった。

観測終了後、ビールと、鍋焼きうどんと、野田氏持参のタラバがにのてっぽう汁をたらふく食べて、静かになった登山道をのんびり下山した。

■写真
竜ヶ岳山頂に到着。すでに多くの人が初日の出を待っている。天気は申し分なし。


7時40分。富士山頂から太陽が上がってきた。


天気は快晴、風もほとんどなく穏やか。


今回は防寒対策でテントを持ち上げた。霜の下りた山頂の木陰にテントを設営し、初日の出の瞬間までテント内で待機した。


南アルプス方面。


八ヶ岳方面。


雨ヶ岳方面。


駿河湾方面。


宴の終わった竜ヶ岳山頂。


山梨百名山の標柱が寂しげにたたずむ。


下山。北には奥秩父の稜線が良く見えた。


こちらは御坂山塊の稜線。

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