小川山

◆データ
小川山/山梨県北巨摩郡須玉町・長野県南佐久郡川上村　2418m
◆登山日
2003年10月11日
◆アプローチ
国道141号=県道68号=金峰山川沿い=川上村金峰山荘付近
◆歩行ルート
駐車地点-小川山登山口->かもしか歩道南ルート-唐沢ノ滝への分岐を小川山へ-八丁平への分岐を小川山へ-小川山-唐沢ノ滝経由で下山
◆メンバー
石井

■日記
国道141号から県道68号川上村の千曲川上流に向かう。金峰山川を右折し、しばらく進むとゲートのある金峰山荘に到着する。景色が良いので朝からキャンプ場の駐車場は混雑している。また山荘周辺はフリークライミングのメッカでにぎわっている。準備をすませ上流に向かって林道を少し歩くと右側に小川山方面を示す小さな標識があるので、見落とさないように右の山中へ入っていく。しばらくは紅葉の中を歩く。周りの山々も紅葉で色付き気持ちよい。まもなく登山道に岩が目に付いてくる。お助けロープや頼りない丸太の梯子を2ヶ所ほど通りすぎると、いよいよシャクナゲのトンネルの中を歩くことになる。所々方向がわかり難い場所もあるが、テープを目印に注意深く進めば問題ない。登山道入口から、かもしか歩道の唐沢ノ滝方面への下山ルートの分岐までは1時間ほどである。岩場のアップダウンとシャクナゲのトンネルはさらに続く。時折金峰山方面が見え、岩の向こうに目指す小川山も見えたりする。倒木のある急登を注意深く登るといよいよなだらかな最後の長いのぼりにさしかかる。かもしか歩道分岐より静寂の中をひたすら登るとやっと八丁平方面への分岐の目印が現れる。かもしか歩道分岐よりここまで95分、意外と長い。地図では点線になっている左への八丁平ルートは見た目問題なさそうだ。とりあえず分岐を右に折れて山頂を目指す。5分ほど歩いて最後のシャクナゲのトンネルを抜けると山頂に到着する。思ったとおりシャクナゲに囲まれ展望はないが、南の木々の隙間を抜けて眺めると、金峰山、みずがき山、南アルプス、八ヶ岳が一望できる。昼食後、帰りはかもしか歩道分岐を左折して唐沢ノ滝経由で下山する。ほんの一部登山道が荒れている場所があるが全く問題なかった。

■写真
出発。