飛竜山

◆データ
飛竜山(大洞山)/山梨県北都留郡丹波山村・埼玉県秩父郡大滝村 2077m
◆登山日
2003年8月23日
◆アプローチ
国道411号=お祭=後山林道ゲート
◆歩行ルート
後山林道ゲート-後山林道終点-三条の湯-水場1-水場2-北天のタル-飛竜山近道分岐-飛竜山-往路と同じ道を下山
◆メンバー
単独

■日記
やっと夏らしい天候となった土曜日、丹波山村の飛竜山に行くことにする。甲府から国道411号で柳沢峠を越え、さらに東へ向かい丹波山村に入る。お祭地区左カーブ付近に雲取山方面を案内する標識があるので鋭角に林道を入っていく。当然のように林道を三条の湯手前の林道終点まで進む予定であったが、林道に入ってまもなく林道脇に駐車されている多くの車が目に入る。そのまま進むとゲートが閉鎖され、行き止まりである。仕方ないので戻って路肩のスペースに車を止め、歩いてゲートを越えて林道を歩くことにする。ゲートをすぎてまもなくが崩落した路肩の補修工事に遭遇する。崖崩れでは車は通れないと納得して進む。とは言うものの林道は長い。5km以上の道のりを1時間15分かけて歩きつづけると、やっと林道の終点である。終点からは登山道となる。途中、先日の仙丈ケ岳で会ったご夫妻と再会、奇遇である。三条の湯からの帰り道なので理由を聞くと、林道歩きで必要以上に時間がかかってしまい、雲取登山をあきらめて帰るところらしい。たしかに時間はもうすぐお昼、明日は仕事らしいので無理しないほうが良いでしょう、と言って別れた。林道終点から20分あまりで三条の湯に到着する。立派な山小屋で温泉付きである。時間があれば帰りに入っていきたいがもうすぐお昼、登って下りて明るいうちに車にたどり着くことを考えると無理かな。休む時間を惜しんで飛竜山方面に向かう。登り始めは急登で林道歩きの疲労がこたえる。小屋からは、西側から北に向かう登山道を登る。全体的に急な登りであるが、道はしっかりしている。林道が通行止めだったせいか、登山者とほとんど行き会わない。たぶんほとんどは雲取山に行くのだろう。小屋から60分ほど我慢して登ると最初の沢の水場に到着する。水分補給にはありがたい。一休み後さらに25分で2度目の水場に到着する。ここから我慢して20分で東方面に開けた北天のタルの分岐になる。東に行くと三条ダルミ経由雲取山、西が目指す飛竜山方面である。シャクナゲの気持ちのいい道を20分歩くと、飛竜山近道の分岐を示す案内板と赤いテープが見えるので、ササの中を右に向かう。分岐から8分で山頂に到着するが、思った通り見晴らしは富士山方面だけ、話では20分ほど先に進むと禿岩があり、かなり景色がよいとのこと。しかしもうすでに14時なのでとりあえず写真撮影を終え、軽く昼食とり駆け足で下山、三条の湯で水分補給後長い林道を我慢してあるいて登山終了。車についたときには17時を回っていた。しかも林道の工事は終了しゲートが開いていたのにもショックだった。

■写真
林道後山線ゲート。車はここまで。


林道終点。


三条の湯方面へ。


三条大滝。


三条の湯。ここにはお風呂がある。飛竜山を目指して北へ。


一つ目の水場。


北天のタル。左に進むと飛竜山、右に進むと雲取山。


北天のタルから雲取山方面。


北天のタルから南東方面。


近道で飛竜山頂上へ。


飛竜山山頂に到着。暑さと長い林道歩きでへとへと。


三角点。


開けているのは富士山方向のみ。


ズーム。


帰りの三条の湯は賑わっていた。

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