大蔵経寺山

◆データ
大蔵経寺山/山梨県甲府市・東山梨郡春日居町 716m
◆登山日
2003年8月17日
◆アプローチ
国道140号=大蔵経寺の駐車場
◆歩行ルート
大蔵経寺の駐車場-物部神社-動物侵入防止のゲート-車道を離れる-山神宮本殿-大蔵経寺山-往路と同じ道を下山
◆メンバー
単独

■日記
せっかくの夏休みの一週間、結局雨ばかりですっきりしない。しかし時折小雨が降る中、思い切って近場の山に出かけることにする。甲府から国道140号を東に向かって進み。石和温泉駅方面の信号の先にあるJOMOのGSとセメント会社の間の細い道を左折する。正面に見えるのが大蔵経寺である。積載量計とチェーンを左にみながら道なりに右に進むと右手に広い駐車場があるので車を置かせてもらう。たぶん所有者はお寺だと思うが、誰もいないので車に駐車させてもらう旨を書いた紙を残して出発する。どこから登ればよいのか案内がないのでわからないが、お寺の西の石段の上の物部神社に向かう。境内の右手に道があるのでさらに進むと、お墓の中のルートと合流する。最近の大雨で川のようになった細い舗装路を登っていくとすぐに分岐があるが真っ直ぐ進む。そして草で荒れた部分を通り抜けると車道に出る。この車道は積載量計のあるチェーンのかかった道であることに気づく。結局チェーンを通り抜けても結果は同じである。駐車場を出発して7分で動物侵入防止のゲートに到着、鍵はかかっていないのでそのまま入る。ゲートからさらに10分ほど車道を登ると、左手に草の茂った分岐が現れる。ここで車道から徐々に離れてゆく。雨でぬかるんだ道を分岐から5分歩くと、山神宮本殿が見えてくる。ここから本格的な登山道となるが石ごろごろしていたり枝があったりであまり整備されていない印象である。しかも今にも雨が降りそうで湿度が高く、汗で体とシャツが張りついで気持ちが悪い。頻繁に現れる赤いテープを頼りに、本殿から18分登ると下草が高く生えた小広い場所に到着する。赤いテープがここで見えなくなるが良く見ると左の奥にテープが見える。踏み跡が右にもあるが崖になり道がなくなるので左の草の生えた方に進むこと。草の中を進むと右に案内があるので小さく崩れたところをえいやっで登る。とにかく赤いテープを目印に登ることさらに20分でやっと目指す大蔵経寺山の山頂に到着する。山頂は木ばかりで展望は皆無。登山中誰にも行き会わず、山頂にも誰もいない。体中汗でべとべとで蒸し暑い。汗でぬれたシャツが気持ち悪いので、ペットボトルのドリンクでのどを潤して早々に下山する。下山ルートは東側を案内しているが、100mほど下りると深い下草で道が消えてしまってルートが全くわからないので、結局来た道を引き返すことに。途中雨が降ってきてカッパを着て駐車場までの下山となった。

■写真
大蔵経寺の駐車場。


車道を進むと動物侵入防止のゲートが出現。開けたら忘れずに閉めておこう。


車道から山神宮本殿への分岐。


山神宮本殿の裏を登る。


下草で荒れた広場の奥にあった登山道の案内。ここをよじ登る。


大蔵経寺山山頂に到着。木々に囲まれ展望なし。


山梨百名山の標柱と三角点。


ブリキの山名プレート。


下山は案内通りに進んでみたが、草が深く道が不明瞭となり引き返した。

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