大滝頭、小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳

◆データ
大滝頭/山梨県南アルプス市・長野県上伊那郡長谷村 2520m
小仙丈ヶ岳/山梨県南アルプス市・長野県上伊那郡長谷村 2855m
仙丈ヶ岳/山梨県南アルプス市・長野県上伊那郡長谷村 3033m
◆登山日
2003年8月2-4日 晴れ
◆アプローチ
県道南アルプス公園線=広河原=南アルプス林道(バス)=北沢峠
◆歩行ルート
8/2
登山口-大滝頭-小仙丈ヶ岳-仙丈小屋分岐手前(泊)
8/3
仙丈小屋分岐手前-仙丈ヶ岳手前で無線運用-仙丈ヶ岳-馬ノヒュッテ-北沢峠-長衛小屋キャンプ場(泊)
8/4
長衛小屋キャンプ場-南アルプス林道(バス)-広河原
◆メンバー
JH1CUW角田さん

2003年4月に制定された南アルプス市を、南アルプス3000m峰から移動サービスしましょう」、そんな軽い気持ちで仙丈ヶ岳に移動運用に出かけました。結果体力的にはきつかったですが、6エリアが10局など、過去最高の飛びを味わうことができました。

8/2。甲府盆地から広河原への最短ルートである夜叉神峠経由は、がけ崩れのため当分の間不通。そこで今回は2時間かけて早川町の奈良田経由で広河原に入りました。自家用車はここまで。広河原からは専用バスで北沢峠へ。

北沢峠の登山口前で荷物を整理。いつものテント泊装備に加えて無線設備とバッテリーが追加されているのでかなり重い。こんな重さで登ることができるのか不安な気持ちで出発。


背負子にマスプロ15エレスタックを担ぐ角田さん。


出発して30分で休憩を入れる。今日は小仙丈ヶ岳付近まで登る予定だが、この調子で大丈夫かな。


「テレビの撮影ですか?」、すれ違う登山者の質問をうまくかわしながら登る。いつの間にか歩いている時間よりも休憩している時間の方が長くなっている。思わず角田さんから、「今日中に着けばいいよ」、との言葉が漏れた。確かにその通り、のんびり登りましょう。


森林限界に出ると明るくなってきた。梅雨明けの予報だが天気は今一つ。まあ、日差しは弱いほうがバテた体にはありがたい。


ウラジロナナカマド。



小仙丈ヶ岳。


シナノキンバイとハクサンイチゲ。


ハクサンチドリかな。


ヨツバシオガマ。


タカネグンナイフウロ。


チングルマ。


甲斐駒ヶ岳が見える。


今日はここで夜を明かす。


8/3朝。北岳の向こうに富士山が見えた。


青空のもと、仙丈ヶ岳に向かう。今日はコンディションは良いに違いない。


仙丈ヶ岳山頂には大勢の人がいるようだ。仕方がないので山頂での運用はあきらめ、手前のピークにアンテナを設営。8時半運用開始。すぐに広島の世良さんと59で交信成立。4-6エリアがたくさん聞いているらしい。MCをお願いして6エリアとQSO開始。「聞こえる、聞こえる」、ノンプリでも十分交信できるレベル。いつもの富士山4.5合目でもこんなに聞こえることはない。さすが3000mの世界、コンディションも味方しているのだろう。


北方面の景色。甲斐駒ヶ岳と鋸岳が見える。アンテナを北に向けたが7-8エリアとQSOすることは出来なかった。おそらく北方面は天候が悪く、聞いている人がいなかったのだろう。1DAYAJDが出来そうな条件だったので残念。


正午ごろ運用終了。仙丈ヶ岳に立ち寄って記念撮影。山の天気は変わりやすい。さっきまで晴れていたと思ったらあっという間にガスに包まれてしまった。昼食後、疲労困憊で北沢峠に下山した。


8/4。北沢峠の長衛小屋キャンプ場から甲府盆地へ戻った。疲れたが充実した3日間になりました。


◆交信実績(8/3分)
430MHz/SSBモード
0エリア 7局
1エリア 8局
2エリア 9局
3エリア 25局
4エリア 14局
5エリア 12局
6エリア 10局
9エリア 3局
合計 88局

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