笠取山 |
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◆データ 笠取山/山梨県塩山市・埼玉県秩父郡大滝村 1953m ◆登山日 2003年7月19日 ◆アプローチ 国道411号=一ノ瀬方面へ=作場平口駐車場 ◆歩行ルート 作場平口駐車場(9:55)-作場平口(9:56)-ヤブ沢峠(11:04)-笠取小屋(11:22)-雁峠分岐・小さな分水嶺(11:40)-笠取山(12:08)-水干(13:25)-水干尾根分岐(13:33)-シラベ尾根分岐(13:43)-黒エンジュ分岐(13:54)-馬止分岐(14:35)-中島川口(14:48)-作場平口駐車場(15:19) ◆メンバー 石井氏 |
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■日記 前日の天気予報から、夏の南アルプス登山は延期となりました。だが多少の悪天候でもせっかくの休日、そこで日帰りで久しぶりに奥秩父の山に行くことにする。甲府盆地から国道411号線を柳沢峠方面に向かう。柳沢峠を境に空は明るくなり雨も気にならない程度である。峠を下りしばらくして一之瀬方面に左折する。いくつかの分岐を間違わないように進み、登山口の作場平橋に到着する。悪天候のためか、広い駐車場には数台の車しかいない。身支度をして立派なトイレ前の登山道入り口を登り始める。 この周辺は東京都の水源地として保護されており、東京都水道局の名前入りの案内標識や学習用の看板がいたるところにあり、さらにきれいな丸太橋も多くあるので、登山道というより遊歩道といった感じである。登山開始から30分で一休坂分岐、10分でヤブ沢、30分でヤブ沢峠に出る。ヤブ沢峠には許可車の通ることができる斉木林道が通っており、この先の笠取小屋の荷揚げにも使われている。笠取小屋へは峠より林道を20分歩くと到着する。 小屋から5分ほどで雁峠分岐と小さな分水嶺に到着する。ここに落ちた雨水はちょっとの違いで、多摩川、富士川」、荒川のいずれかに流れ込むことになるらしい。また、天気が悪いのでなにも見えないが晴れていれば景色は良いと思われる。雁峠分岐から右に向かって草原の急坂を登る。 150mほどの直登を我慢して登ると山梨百名山の標柱のある山頂に到着する。実はこの先には埼玉県の立てた標柱もあるが、見晴らしは山梨百名山の標柱の近くの方がよい。あいにくこの日は雲の中で、まわりの山々は何も見えない。しゃくなげが多く群生している山頂で昼食を食べるが、山頂にいた1時間足らずの間、登山者は我々だけで一人も登ってこない。 下山は水干経由のルートを選ぶ。水干とは、これより上には水がなく、水がここの一滴から始まっていることを表すらしい。休むまもなく、案内標識に指示されるまま一気に中島川口の車道まで下山し、車道を作場平口まで歩いて戻って登山終了。 全体的に整備されているので、お手軽ハイキングにはお勧めである。天気が良い日にもう一度登りたい山の一つである。 ■写真 作場平口。駐車場と立派なトイレあり。 作場平口から入山。雨は気にならない。 源流の道なので、水が豊富できれい。 一休坂分岐をヤブ沢方面へ。 ヤブ沢分岐をヤブ沢峠方面へ。 頻繁に現れる丸太橋。道は良く整備されている。 ヤブ沢峠分岐を笠取小屋方面へ。 笠取小屋到着。 雁峠分岐と小さな分水嶺 小さな分水嶺の三角柱の各面には、流れ込む三つの河川の名前が書かれている。 最後の登り。 山梨百名山の標柱。生憎の天気だが、晴れていれば展望はよさそう。 山梨百名山の標柱から東へわずかに進むと埼玉県の標柱があった。 山梨百名山の標柱に戻って昼食。 水干経由で下山。 水日尾根分岐を中島川口方面へ。 シラベ尾根分岐 相変わらず雲の中。 黒エンジュ分岐。 馬止分岐。 滝が見えた。 中島川口。ここからは車道歩き。 作場平口駐車場に帰還。 |
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