編笠山、権現岳、三ッ頭

◆データ
編笠山/山梨県北巨摩郡小淵沢町・長野県諏訪郡富士見町 2524m
権現岳/山梨県北巨摩郡大泉村・小淵沢町・長坂町・長野県諏訪郡富士見町 2715m
三ッ頭/山梨県北巨摩郡大泉村・長坂町 2580m
◆登山日
2003年6月21日
◆アプローチ
観音平駐車場
◆歩行ルート
観音平駐車場-雲海展望台-押出川-編笠山-青年小屋-権現岳-三ッ頭-木戸口公園-ヘリポート-三味線滝遊歩道-観音平駐車場
◆メンバー
村松、石井、中島

■日記
夏の南アルプス登山の準備を兼ねて4人で登る。今回のコースの登山時間はいつものお手軽登山にくらべて長いので早起きして出発する。中央道小淵沢ICで下りて右折し、八ヶ岳横断道路から観音平方面に向かう。朝8時前ですでに駐車場は満車に近い。身支度を整え早速出発、緩やかな登りなので準備運動にはちょうど良い。観音平から40分ほどで雲海展望台に到着、小休止後30分ほどで押出川に到着する。水が湧き出しているようだが水量は少なく濁っている。ここからは等高線どおり岩の多い急勾配が続くが、時折後ろを振り返ると南アルプスの山々が良く見えるので救われる。ペースに気をつけながら歩くこと1時間10分、最初の目的地の編笠山に到着する。山頂は大きな石がごろごろしており居心地が良いとはいえないが、360度の展望はすばらしい。記念撮影後、青年小屋に下り昼食にする。コッヘルを忘れたので青年小屋でお湯を分けてもらいカップラーメンを食べる。お湯代一人100円ならば、バーナーやコッヘル、水は持ってこないほうが良いかな。ビールを飲んだらやる気がなくなったが、乙女の水で給水後我慢して出発する。少し登ると休憩した青年小屋が眼下に見える。小屋を出発して25分でのろし場、さらにギボシを巻いて進むこと30分で山頂直下の権現小屋に到着する。赤岳方面分岐の先にみえる岩場が権現岳山頂である。山梨百名山の標柱は先端の少し下に控えめに立っている。梅雨の合間の晴天で展望も抜群である。権現岳から40分で三ッ頭に到着。通過してきた編笠山や権現岳を振り返ると名残惜しい。天女山との分岐を木戸口公園方面に下山、ヘリポートを通り過ぎ遊歩道にたどり着くまでとにかく下る。遊歩道と合流したら右に向かい、しばらく歩くと出発点の観音平に到着する。

■写真
8時前、観音平駐車場を出発。


観音平駐車場は御覧の通り。


張り切って登る人たち。


雲海に到着。


少し休憩。


登山道に岩が多くなってきた。


押手川で休憩。ここから急登が始まる。


お疲れの人たち。


まもなく編笠山山頂。


編笠山山頂。今回で2度目。


青年小屋と、これから向かう権現岳。


青年小屋。赤提灯が下がっている。


ここで昼食。カップ麺のお湯は小屋で調達。


権現岳に向けて再出発。


キバナノコマノツメ。


のろし場。


ギボシの奥が権現岳。まだまだ遠い。


振り返って編笠山。


ギボシを巻く。


ミヤマキンバイ。


権現小屋の青い屋根が見えた。


もうひと頑張り。


ハクサンイチゲ。


権現小屋に到着。奥に見える岩が権現岳の山頂。


権現岳山頂。


山梨百名山の標柱は岩の下のほうにあった。


ギボシ。


阿弥陀岳、中岳、赤岳。その奥に硫黄岳、横岳。


編笠山。


権現岳から三ッ頭へ向かう途中で振り返ると、権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳が並んで見えた。


三ッ頭到着。


もう体力は限界。


三ッ頭から観音峠に向けて下山開始。


木戸口で休憩。


観音峠駐車場に帰還。中島氏はしきりに靴擦れをアピールしていた。


梅雨の時期にもかかわらず天気に恵まれ大満足の登山でした。

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